【2025年6月11日】ハインツ日本は6月から、「星のカービィ」とコラボした数量限定のトマトケチャップ「逆さボトル」全3種を全国で順次発売する。
「星のカービィ」に登場する回復アイテム「マキシムトマト」と、ハインツの象徴であるトマトケチャップをつなぐ共通のモチーフ“トマト”を起点に実現した企画。カービィやワドルディをキーストーンロゴ内に配したパッケージデザインが特徴で、デザインは全3種類。2024年に実施されたパウチ型ケチャップとの初コラボ時はSNSで大きな反響を呼び、今回はブランドアイコンである逆さボトル仕様で再登場する。
価格は価格は383円(税込み)で、全国のスーパーやドラッグストアにて数量限定で展開。商品がなくなり次第終了となる。
また、発売を記念してハインツ公式Xアカウント上でプレゼントキャンペーンも実施される。対象ポストにクイズでリプライすると、抽選で合計1,000名にオリジナルキーストーン型キーホルダーが当たる。キーホルダーはボトルと同デザイン・同サイズで、キャンペーン期間は6月16日(月)午前10時から6月22日(日)午後11時59分まで。
ハインツ公式サイトおよび星のカービィポータル
https://www.kirby.jp
【2025年6月11日】サステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS」(千葉県木更津市)は6月13日(金)、施設内「CHIFFON」で販売するフィナンシェのために特別にデザインされた化粧箱を発売する。デザインを手がけたのは、同施設の宿泊棟「cocoon」の総合ディレクションを担う皆川明氏が率いるブランド、minä perhonen(ミナ ペルホネン)。
楕円型の化粧箱は「cocoon」の建築をイメージした形状で、上蓋の内側には白の箔押しによるメッセージを添えた。内部の薄紙と仕切りにはcocoonのロゴカラーであるグリーンを使用し、中紙にはKURKKU FIELDSの丘を思わせる波型のカットを施すなど、施設の風景や世界観を随所に落とし込んでいる。
minä perhonenでは、使い捨てにせず日常で繰り返し使いたくなるような佇まいを意識したという。
詰め合わされるフィナンシェは、敷地内で平飼いされた鶏の卵を使い、パティシエ エス コヤマの小山進シェフが監修。素材の力をそのまま伝えることを重視し、シンプルなレシピで焼き上げた。外は香ばしく、中はしっとりとした食感が特長で、宿泊施設「cocoon」ではウェルカムスイーツとして提供されている。
ラインアップは、プレーン、チョコレート、ミックス(プレーン3個・チョコレート2個)の3種類。価格は1,620円(税込み)からで、「CHIFFON」および場内の「MARKET」で販売される。公式ECサイトでの販売も予定しており、詳細は後日KURKKU FIELDSの公式サイトとInstagramで案内される。
なお、今回のコラボレーションについてminä perhonenは「丘や山々の稜線を思い起こすような薄紙や、手描き文字のロゴ、一枚の紙で設計された構造など、KURKKU FIELDSの循環型の思想に寄り添うデザインを意識した」とコメントしている。
商品名:minä perhonenデザイン 化粧箱入りフィナンシェ
発売日:2025年6月13日(金)
販売場所:KURKKU FIELDS内「CHIFFON」「MARKET」
価格(税込み):
・プレーン(5個入)1,620円
・チョコレート(5個入)1,720円
・ミックス(プレーン3個/チョコレート2個)1,660円
※箱のみの販売、中身の組み合わせカスタマイズは不可
KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)
https://kurkkufields.jp
Instagram:https://www.instagram.com/kurkkufields/
【2025年6月11日】シコーは6月、香川製造部に精米用途の紙袋向け印刷機を導入し、本格稼働を開始した。
昨年の米騒動以降、米袋需要の高まりにより同工場の生産体制が逼迫していたことから、安定供給体制の構築を目的に今回の設備強化を決定した。
例年、米袋の生産は新米シーズンに向けて8月から翌年2月に集中していたが、需要の前倒しにより印刷工程が他製品と重複し、生産許容量を超過。応援体制や勤務体制の見直しなどで対応していたが、すべての納期に応えることは困難だったという。
今回導入した印刷機は、主に精米袋の表面印刷に対応する設備で、再封緘可能な機能や窓付きデザインなど、消費者向けパッケージへの対応力を強化している。昨年春に導入したバンド貼り機と合わせ、製造工程の平準化と生産性向上を図る。
同社の白石忠臣社長は「産業用途を主とする当社において、精米袋は数少ない一般消費者向け製品である。昨年の混乱を教訓に、今回の導入を決断した。安定した米袋の供給を通じて、食卓に貢献していきたい」と話している。
【2025年6月10日】丸信は6月26日(木)、人事・採用担当者を対象とした無料オンラインセミナー「人口減少を生き抜く『人事力UPセミナー』【第4弾】」を開催する。
2030年には約644万人の人手不足が予測されており、人材採用をめぐる環境は今後も複雑化が見込まれる。こうした状況に対応すべく、同社は「人事力UPセミナー」を半年間で全6回開催しており、今回はその第4回として実施される。
今回のテーマは「採用しない採用戦略」。講師には、あしたのチーム代表取締役社長CEOの赤羽博行氏を迎え、「育成・定着・戦力化」の3ステップを軸に、人材活用の新たな視点を解説する。採用に頼らず人材を活かす仕組みや、定着率を高める方法について、実例とデータを交えながら紹介する内容となっている。
セミナーはZoomを用いたオンライン開催で、先着100名限定。参加者には当日投影資料「採用しない採用戦略」が配布される。
日時:2025年6月26日(木)午後2時から午後3時30分まで
会場:オンライン(Zoom)
対象:人事・採用担当者、経営者など(同業者の参加は不可)
定員:先着100名
費用:無料
申込締切:6月23日(月)午後6時まで
参加特典:当日資料「採用しない採用戦略」
詳細・申し込みは以下から
https://www.maru-sin.co.jp/news/20250626_seminar4
【2025年6月10日】「FESPA&LINGA&CHINA PRINT報告会」の申し込みが今日6月10日で締め切られる。
同イベントはプリント&プロモーションと大野インクジェットコンサルティングが6月13日(金)午後2時から、中央区の日本印刷会館で開催する海外展示会の報告会。
大野彰得氏が「FESPA2025」と「LIGNA2025」について、プリント&プロモーション中村記者が「ChinaPrint」について報告。欧州や中国メーカーの最新トレンドを紹介し、グローバルな視点から、今後のビジネスチャンスなどを二人が解説し、パネルディスカッションも行う。また、終了後の情報交換会を場所を移して開催する予定。
対象は印刷会社やサイン業者、広告代理店、デザイン会社、プリンティング資機材メーカー、代理店などで、幅広い層へ分かりやすく情報を発信する。
報告会では、現地からのレポートのほか、独自セッションとして「海外展示会への参加まめ知識」や、大野氏と中村記者による「展示会放談」も予定しており、参加者も業界の濃いメーンバーが来場。ここでしか聞けない「あの話」が飛び出すかも?また、現地の空気を体感できる機会にする。
参加費は10,000円(+消費税10%:適格領収書を発行)、締め切りは6月10日まで。
時間 | 内容 | 登壇者 |
---|---|---|
午後2時00分 | 挨拶 | 大野 彰得 氏 |
午後2時55分 | CHINA PRINT報告 | 中村 記者 |
午後3時05分 | FESPA、LIGNA報告 | 大野 彰得 氏 |
午後4時00分 | 放談・パネルディスカッション・質問コーナー | 大野氏・中村記者・参加者 |
申し込みは以下から
https://docs.google.com/forms/d/e/
「FESPA」(Federation of European Screen Printers Associations)は、スクリーン印刷、デジタル印刷、テキスタイル印刷業界のための国際的な見本市。「FESPA」ブランドの展示会は、世界中で開催されており、印刷技術やサイン、個人化技術の革新を促進している。
「FESPA Global Print Expo 2025」は5月6日から9日にドイツのメッセ・ベルリンで「European Sign Expo」や「Personalisation Experience」と同時開催され、120カ国以上から12,406人以上が訪れた。
https://www.fespa.com/ja
「LIGNA」は、木工および木材加工業界における世界最大級の国際見本市で、2年に1回(奇数年)にドイツのハノーバーで開催されている。「LIGNA2025」は5月26日から30日までハノーバーメッセで開催され、50カ国以上から1,300社以上が出展、160以上の国・地域から約80,000人が来場した。プリンティング関連の資機材も多く展示されており、近年は他業界からも注目が集まる。
https://www.ligna.de/en/
「CHINA PRINT 2025(第11回北京国際印刷技術展覧会)」は、中国最大規模の印刷・パッケージ業界展示会。今回は、5月15日から19日まで、北京・中国国際展示センター(順義館)および首都国際コンベンションセンターで開催され、約20万人が来場した。
同展示会は4年一度開催される印刷関連の展示会で、開催規模は中国では最大級で、世界の印刷資機材見本市の中でも世界最大と言われる「drupa」を超える勢いがある。
http://www.chinaprint.com.cn/sy
申し込みは以下から
https://docs.google.com/forms/d/e
日時:6月13日(金)14:00~
場所:日本印刷会館(東京都中央区新富1-16-8、☎03-3551-5011)
費用:10,000円(+消費税10%:適格領収書を発行)+情報交換会実費
締め切り:6月10日
申し込みは以下から
https://docs.google.com/forms/d/e/
【2025年6月5日】ユニ・チャームは、6月5日の「世界環境デー」に合わせ、同グループが国内外で展開する環境配慮の取り組みの一部を紹介した。
中長期ESG目標「Kyo-sei Life Vision 2030」および「環境目標2030」に基づくもので、世界各地の拠点で資源循環や再生可能エネルギー活用などに取り組んでいる。
インドネシアのPT. UNI-CHARM INDONESIAでは、バイオ素材のみで構成されたオーガニックコットン配合ナプキンを発売。サトウキビの搾りかすや天然樹脂などを活用し、石油由来プラスチックの削減を実現した。
インドのUnicharm Indiaは、パッケージ廃棄物を農村女性の機織り技術で再資源化し、バッグとして再生。1つのバッグに約50枚分の廃棄パッケージを使用し、環境負荷低減と地域の雇用創出を両立させている。
アメリカのThe Hartz Mountain Corporationでは、工場の電力を100%再生可能エネルギーでまかない、全照明のLED化を実施。販売商品の約3割にリサイクル原料を用いている。
韓国のLG Unicharmでは、ベビー用紙おむつ『マミーポコ』のパッケージ素材を見直し、プラスチック使用量を約20%削減。年間で約1トンの削減効果が見込まれる。
フィリピンのUNICHARM (PHILIPPINES)では、『Sofy Natural Love』のパッケージにリサイクル素材を導入し、バージン石化プラスチックの使用量を約半分に削減した。
台湾のUnited Charmでは、社員のウォーキング歩数に応じて苗木を寄付する取り組みを実施。これまでに約130人が参加し、絶滅危惧種の生息地への植樹と社員の健康意識向上を図っている。
日本国内では、2015年から展開している「RefFプロジェクト」により、使用済み紙パンツの再資源化に取り組む。2025年には、構成素材すべて(パルプ、プラスチック、高分子吸収材)の再生技術を確立し、教材用紙粘土などへの展開も進めている。
ユニ・チャームは今後も商品やサービスを通じて社会課題の解決に取り組み、SDGsの達成に貢献するとしている。各国の活動内容はサステナビリティ特設サイト「えらぶ・つかう・めぐらせる」で公開している。
関連リンク:
Kyo-sei Life Vision 2030
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/kyoseilifevision.html
ユニ・チャーム サステナビリティ
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/special01.html
【2025年6月4日】大阪シーリング印刷は、6月10日(火)から13日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN 2025」に出展する(小間番号:2G-29)。
同社はシール・ラベルやフィルム製品、紙器パッケージなどを製造するOSPグループ中核企業。
「FOOMA JAPAN」は、食品製造・加工向けの機械・資材分野における国内最大級の展示会で、大阪シーリング印刷は今回、省力化や環境配慮、パッケージ高付加価値化といった業界ニーズに応える製品・技術を披露する。
会場では、省人化と環境対応を両立した「サーマルトップラップ」などを実演しながら紹介するほか、日本酒ラベルに適した高耐摩耗和紙なども展示する。
主力展示となる「サーマルトップラップ」は、化粧ラベル・表示ラベル・封緘の3機能を1枚で実現するラップ型資材。型抜き工程が不要で抜きカスが発生せず、印字リボンも不要なサーマル発色方式のため、廃棄物削減にも寄与する。ブースでは装着機の「サーマルトップラップ機」による実演を行い、来場者に運用イメージを提示する。
さらに、結露が発生するチルド商品への貼付に対応する「チルピタ」シリーズ、プラスチック不使用でヒートシール可能な紙素材「ペーパック」、パームヤシ廃材を活用した「パームヤシックスラベル」など、環境配慮型資材も幅広く紹介する。
日本酒向けには、「ちぎり和紙」シリーズやクレープ加工紙といった、意匠性と高耐摩耗性を兼ね備えた特殊ラベルも展開。カラー印刷の上に透明インクを重ねることで立体感を演出できる「デジタルバーニッシュ」など、差別化を図る高付加価値提案にも注力する。
また、ラベリングシステムでは卓上型や円筒貼機など複数の実機を展示し、包装から物流までの省力化ソリューションを実演。加えて、奈良春日山酒造やでん六などの採用事例を通じて、企画から製造までのトータル提案力を訴求する。
名称:FOOMA JAPAN 2025
会期:6月10日(火)〜13日(金) 午前10時〜午後5時
会場:東京ビッグサイト 東1〜8ホール(東京都江東区有明3-11-1)
主催:日本食品機械工業会
https://www.foomajapan.jp/
【2025年6月3日】テンタックはプラスチック使用量を大幅削減したサステナブルパッケージ「フィルムレス」の新バージョン「フィルムレス Ver.2.0」をリリースした。
同製品は従来のプラスチックフィルムを使わず、紙製パッケージとして環境負荷の低減を実現し、ファスナー部分のみ生分解性のPLA素材を採用している。
PLAはトウモロコシやサトウキビなど植物由来の生分解性プラスチックで、持続可能な素材として評価されている。
Ver.2.0では印刷面のニスを刷新し、摩擦に強く色落ちしにくい仕様へ改良。接着糊も見直して耐水性と強度を両立させた。さらに大手検査機関による5項目のテストを実施し、高評価を得ている。
紙の自然な風合いを活かしつつ実用性と耐久性を兼ね備えた同パッケージは、環境に配慮した素材選びと品質追求を通じて持続可能な社会の実現に寄与する。
製品詳細
https://www.tentac.co.jp/filmless/
テンタック
https://www.tentac.co.jp/
【2025年5月30日】矢野経済研究所は、「国内外のバイオプラスチック市場に関する調査」の結果を公表し、2030年までの国内販売量予測を明らかにした。
同調査では、2030年には国産バイオマスナフサ由来の製品を含めた国内販売量が8万1,015トンに達すると予測している。
日本では従来、バイオPEやPLAなどのバイオプラスチックの多くを欧米から輸入しており、海外依存の傾向が続いていた。調査によると、2021年時点での国内販売量は4万2,000トンで、主にレジ袋や容器包装、農業資材、ストロー・カトラリーなどに利用されている。
近年、国土交通省が推進する持続可能な航空燃料(SAF)の導入により、その製造過程で生成される副産物のバイオマスナフサが注目されている。2025年から大手石油精製メーカーが国産SAFの製造を開始し、バイオマスナフサを原料とした国産バイオプラスチックの本格的な製造が始まる見通しという。
同研究所は、2030年までにバイオマスナフサの年間生産量が最大12万6,000トンに達すると見込み、これを活用したバイオプラスチックの市場成長を予測している。一方で、輸入バイオPEやPLAは減少傾向にあり、国産原料の導入が市場維持の鍵を握ると分析する。
今後は、CO₂由来化学品の活用なども視野に入れつつ、生分解性プラスチックのみに依存しない多様な技術導入が、日本市場における持続的成長に不可欠であるとしている。
調査期間は今年2月から4月まで。調査方法は専門研究員による面談・アンケート調査および文献調査を併用した。
詳細は矢野経済研究所の公式サイトで公開されている。
調査結果の詳細
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3826
問い合わせ
https://www.yano.co.jp/contact/contact.php/press
【2025年5月27日】TOPPANが開発した透過加飾フィルム「ダブルビューフィルム(海外名称:Dualsurf)」が、世界最大規模のディスプレイ学会「The Society for Information Display(SID)」の「2025 Display Industry Award, Display Component of the Year(年間最優秀ディスプレイコンポーネント賞)」を受賞した。
SIDは電子ディスプレイ分野の専門家・研究者で構成される国際的な学会で、同賞はその年に市場へ導入された最も優れたディスプレイ製品や技術に贈られるもの。TOPPANのダブルビューフィルムは、自然素材のような外観と高い透過性を兼ね備えた革新的な加飾フィルムとして評価を受けた。
同製品は、木目や石目といったリアルなテクスチャ表現を持ちながら、鮮明な映像表示も可能とする。通常の印刷技術では困難とされていた透過表示を、TOPPAN独自の光制御印刷技術によって実現した点が評価された。
現在、LCDやLEDディスプレイは店舗や公共空間、家電など幅広い分野で普及しているが、使用していない時の黒い画面がインテリアとしての違和感や、四角い画面形状がデザイン上の制約となることが課題とされている。ダブルビューフィルムは、こうした課題を解決し、ディスプレイが空間に自然に溶け込むスマートなデザインを可能にする。
同製品はTOPPANの建装材事業で培われた加飾技術をもとに開発されており、インテリア性と機能性の両立を図る製品として今後の展開が期待されている。
製品の詳細は以下から
https://forest.toppan.com/products/solution/double-view/
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