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八千代ポートリー 30年の歴史を持つ「食菜卵」のラベルを刷新 環境素材でCO2排出削減に貢献

【2023年9月4日】八千代ポートリーは、同社の「食菜卵」のラベル基材に、石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet80μm」を採用した。
八千代ポートリーは、横浜市で94年目を迎えた鶏卵業者で、首都圏を中心に卵の生産から販売までを手掛ける。「食菜卵」は1994年の販売開始から、来年で30年目を迎える八千代ポートリーの看板商品。

「LIMEX」は、TBMが開発した環境配慮型の素材で、独自の技術により石灰石を主原料としており、炭酸カルシウム等の無機物を50%以上含むことから、水や石油由来原料をほとんど使用せず生産可能で、紙やプラスチックの代替となる。
今回、ラベルの印刷は、シール・ラベル製造のトップ企業である大阪シーリング印刷(OSP)が行った。

「LIMEX Sheet」は、LIMEXをシート状に成形したのち、延伸加工によってシート内部に白さや軽さを生み出す空孔構造を形成しながら製造している。
TBMの白石工場と多賀城工場は、実質「100%再生可能エネルギー」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用しているという。

八千代ポートリーでは「食菜卵」全量がLIMEXラベルに切り替わることで、年間約9.2tの削減効果を見込む。

八千代ポートリー
https://www.yachiyo-egg.com/

TBM
https://tb-m.com/company/

大阪シーリング印刷
https://www.osp.co.jp

 

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