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「drupaデュッセルCLUB」 世界最大の印刷機材展をPR 日本企業の展示面積は世界第2位に メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン主催

【2024年1月19日】「drupaデュッセルCLUB」が1月17日、港区虎ノ門のアンダーズ東京で開催された。「drupaデュッセルCLUB」は、メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン主催の「drupa2024」のPRイベントで、印刷関係者や報道など約70人が来場した。

冒頭、メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンの小原暁子社長が以下のようにあいさつした。
「日本は年明けから大変なことが起こったが、まず我々は目の前にあることに取り組むことが大事と感じる。drupaもあの年に開催中止となり大変つらい時期が続いた。だが、2020年にはバーチャルdrupaを行い、44000人のユニークユーザーがあった。一方で、その間に感じたのはリアルが大切だということではないだろうか。皆さんと会場でお目にかかれれることを期待する」。

イベントでは、来日したdrupaダイレクターのSabine Geldermann(ザビーネ・ゲルダーマン)氏が講演し、「drupa2024」について、展示会やセコンファレンスなどの概要や開催に対する期待を語った。


これによると、drupaには50カ国から1000社・団体の出展者があり、中国366、インド76などアジアからの出展が増えている。日本は21だが、欧州の現地法が出展する場合は、その国をカウントしているため、実際にはその倍以上の出展があり、出展面積では世界第2位となる。

ゲルダ―マン氏は「日本のイノベーションを、IJ[技術を見るのを楽しみにしている」と期待を込める。
また、企業の中ではHPが最大の5000㎡でホール17のすべてを使った展示を行う。

講演やコラボレーションイベントは5つコンテンツを用意した。
「drupa cube」では基調講演などが行われる。
「drupa touchpointSustainabiiity」はホール14内で行われ、環境について討議やディスカッションを行う。
「drupa tpp」はパッケージのバリューチェーン全体に注目し、さまざまな講演やディスカッションを開催。
「drupa next age」はホール7で開催し、新興企業と既存企業の出会いの場となる。
「drupatouchPoit Textile」では、アパレルだけでなく建築や家具といった産業での応用について語る場となる。日本からはエプソンやミマキエンジニアリングが参加する。

ゲルダ―マン氏は最後に「我々はコロナを経験し、直接お目にかかり、出展者や来場者とお話しするのがいいということが分かった。ぜひdrupaに来場し、最新の情報を手に入れてほしい」と呼び掛けた。

 

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