広告電通賞　総合賞はサントリー　2年連続で選出・通算27回目　「フィルム広告」「OOH広告」「エリアアクティビティ」の3部門で最高賞

【2025年7月28日】第78回広告電通賞において、サントリーホールディングスが総合賞を受賞した。
広告活動全般を通じて特に優れた成果を挙げた広告主に贈られる総合賞は、同社にとって2年連続、通算では27回目の受賞となる。

広告電通賞は1947年に創設され、現在も日本で最も歴史ある広告賞として知られている。広告主の課題解決力や社会貢献を称えるとともに、日本の産業・経済・文化の発展に寄与することを目的としている。

今回、サントリーは「フィルム広告」「OOH広告」「エリアアクティビティ」の3部門で最高賞を受賞したほか、「金賞」2部門、「銀賞」4部門でも受賞を果たし、広告全体の質と幅広さが高く評価された。
最高賞に選ばれた作品には、天然水「大自然を味方に」篇（フィルム広告部門）、Beサポーターズ！プロジェクト（OOH広告・エリアアクティビティ部門）などが含まれている。

第78回広告電通賞には、2024年4月から2025年3月（ブランドエクスペリエンス・エリアアクティビティの2部門は2024年3月から）に実施された広告コミュニケーション作品1274点が応募された。デジタル技術やAIの活用が進む中で、多様化する広告のあり方に対し、「思いをどう伝え、感じさせ、体験させるか」を問う作品が多く寄せられた。

選考では7部門（プリント、オーディオ、フィルム、OOH、ブランドエクスペリエンス、エリアアクティビティ、イノベーティブ・アプローチ）に加え、名古屋・九州・北海道の3地区での地区広告賞、SDGs特別賞などが選出された。その上で、特に顕彰すべき広告主に対してのみ与えられる特別賞、そして総合賞が選定され、最終的に63点が入賞を果たした。

なお、贈賞式は0月1日（水）15時より、グランドプリンスホテル新高輪（国際館パミール）にて開催予定。式典の様子はYouTubeにて限定公開される。

総合賞および最高賞 受賞広告主一覧

総合賞：サントリーホールディングス
プリント広告最高賞：ユニクロ
オーディオ広告最高賞：味の素
フィルム広告最高賞：サントリーホールディングス
OOH広告最高賞：サントリーホールディングス
ブランドエクスペリエンス最高賞：マイナビ
エリアアクティビティ最高賞：サントリーホールディングス
イノベーティブ・アプローチ最高賞：長崎市
特別賞：八王子視覚障害者福祉協会
SDGs特別賞：あすには／東北大学ほか40社