【2023年12月7日】「第14回コンテンツ東京」(主催:RX Japan)が昨日12月6日、東京ビッグサイトで開幕した。開催は明日8日(金)まで。
「 コンテンツ東京」は日本最大のコンテンツビジネス総合展。
コンテンツ制作やライセンスビジネス、マーケティング、ブランディング、最先端デジタルテクノロジーなど、コンテンツビジネスに関するさまざまなサービスや製品などが毎年展示される。
プリント&プロモーションでは、中でもプリンティング関連や広告にかかわるブースをレポートする。
イメージ・マジックは「キャラぴた」を全面に展示している。
「キャラぴた」は、キャラクターがデザインされたシートを、身近なアイテムの自由な場所にアイロンで貼りつけられるオリジナル商品。Tシャツやバッグなどの布製品との相性がよく、高い耐久性を持ち洗濯もできる。
プリンティング業界で導入が進みイメージ・マジックでも販売している「DTF」のシステムを活用しており、従来の昇華転写方式と異なり、デザインに合わせて切り抜かなくても、生地に糊残りがない。「キャラぴた」では、キティちゃんなどのサンリオキャラクターを中心に、ライセンスを取得。このほかにも多くのキャラクターを投入する予定。
佐川印刷は「ファン次元」のテーマで、大判プリントで可能なさまざまな製品を出品している。
「2.5Dプリント」では、ドラゴンの見た目と触感をそのまま表現。これは同社が手掛けた怪獣映画の立体ポスターでも採用された方法で、触れて楽しむという新たな演出をポスターに加えている。ポスターやディスプレイのほか、美術品のレプリカなどでの採用も期待されるもので、普段は触れることのできない有名絵画などを触って楽しめる。
また、アクリル板をカットした大型ディスプレイも展示。透明素材を使うことで演出の幅が広がり、新しいPR方法を大胆に紹介している。
サントリー食品インターナショナルの「TAG LIVE LABEL」は、専用のラベルシステムとラベルプリンタ、ドリンクが一体となったソリューション。プリンタによってラベルを出力し、その場でオリジナルラベルドリンクを作成できる。
新宿の映画館で採用実績があり、上映映画のオリジナルの飲料が人気という。
DICカラーデザインはDICの子会社。デザインやコーポレートブランディング、動画作成などを行なっている。
印刷業界ではよく知られている「DICカラ―」から派生した「カラーユニバーサルデザイン」なども展示している。
Tooはオンライン校正ツールやメタバースなどを紹介している。
オンライン校正ツール「Ziflow」は同社が2021年から販売しているもので、シンプルなインターフェースから、バージョン管理や差分チェック、共同作業など、校正業務に必要な機能が揃っている。
また、メタバースは、ブランディングや社内の連絡での活用など、さまざまな用途を提案できるという。
HITは、大型の屋外ビジョンで知られる会社。渋谷駅前や表参道などで飛び出す立体動画の放映を行っており、近年注目を集めている。
ブースにはビルと屋上に設置された立体ビジョンをイメージしたディスプレイを展示し、分かりやすく自社のコンテンツを紹介している。
写真化学メディアカンパニーは、印刷会社の持つノウハウを活用し、ブランディング・プロモーションを行っている。チラシやカタログはもちろん、パッケージデザインやネーミング、動画制作、展示会などの演出も同社で行うという。
第14回コンテンツ東京
https://www.content-tokyo.jp/
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