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大阪シーリング印刷 アルカリ温水で剥がせるフィルムラベル「Washable and Floatable label」を開発

【2026年10月7日】大阪シーリング印刷(大阪市天王寺区)は、PET容器やガラス瓶のリサイクル時の課題を解決するフィルムラベル「Washable and Floatable label」の開発に成功した。

同製品は、被着体に貼り付けた後、結露水などで濡れても剥がれないが、低濃度のアルカリ温水に浸漬して攪拌すると約6分で糊跡を残さずきれいに剥がせる。
粘着剤はしっかり貼り付けられる強粘着だが、アルカリ溶液中で糊の親水性が高まり、容器と糊の接着面に水が入りやすくなることで剥離する仕組み。
粘着剤をドット状に塗工しており、アルカリ温水がすき間に入り込んで浸漬しやすくなっている。基材は合成紙(PP)。製品としての発売は準備を進め、改めて案内する。

A-PET容器やガラス瓶は、ラベルを貼ったまま回収され、粉砕やアルカリ洗浄でラベルを剥がしたうえで比重分離し、容器のみを再利用する流れが一般的。しかし、ラベルがきれいに剥離できない、剥離に人手がかかるといった課題があったことが開発の背景にある。

リユース市場は経済状況の影響やSDGsへの意識の高まりもあり2024年の市場規模は3兆2,628億円(前年比4.5%増)で年々拡大。カテゴリー別では「日用品・生活雑貨」が892億円の市場で前年比も5.3%と伸長していることから、今後も伸長が予測される。

なお、同製品は10月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される「ラベルフォーラム ジャパン 2026」で、参考出展品として初披露される。

大阪シーリング印刷
https://www.osp.co.jp/index.html

大日本印刷 プラ削減 開封確認機能付きの「DNP易開栓キャップ(タンパーエビデントタイプ)」を開発 シュリンクフィルム不要に

【2026年10月7日】大日本印刷(DNP)は、液体紙容器のキャップと中栓を一度の動作で同時に開けられる「DNP易開栓キャップ」に、不正な開封の有無を確認できる機能を加えた「DNP易開栓キャップ(タンパーエビデントタイプ)」を開発した。2027年1月に提供を開始する。

同製品は、キャップを初めて開封するとリング状のタンパーエビデントバンドがキャップから分離する仕組み。キャップを再封するとバンドとの間に隙間ができ、不正な開封の有無を目視で確認できる。
これにより、酒類などで容器全体を覆うために使われてきたシュリンクフィルムが不要になり、改ざんなどの不正行為の抑止と商品の信頼性向上、プラスチック使用量の削減を両立する。削減量は、1.8Lの液体紙容器1本あたり約3g、900mlの容器で約1.9g(自社調べ)。

従来の「DNP易開栓キャップ」と同様、キャップを回す一度の動作でキャップと中栓を同時に開けられる構造も維持し、プルリングを使った中栓開栓時の指のかかりにくさや液はねといった課題も低減する。

DNPは、酒類メーカーや調味料メーカー向けに本製品を提供し、2030年度までに累計10億円の売上を目指す。既存の「DNP易開栓キャップ」からの切り替えを順次進めるほか、洗剤などの非食品容器への展開やグローバル向け仕様の開発も進める。

10月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2026」のDNPブース(東1ホール1R13)で紹介する。

大日本印刷
https://www.dnp.co.jp

大日本印刷 チルド飲料の賞味期限を延ばす「DNP無菌充填対応容器 PETカップタイプ」を開発

【2026年10月5日】大日本印刷(DNP)は、高い酸素バリア性を備えたPETカップと無菌充填技術を組み合わせ、飲料の賞味期限延長に対応する「DNP無菌充填対応容器 PETカップタイプ」を開発した。第一弾として、トーヨービバレッジとの協業により、同容器を使用した飲料の提供を2027年に開始する。

カップ本体は、PET樹脂の物性により酸素バリア性を従来品比25%高め、無菌充填時やラベル装着時の高温にも耐えられる設計とした。これにより、DNPの無菌充填システムとの組み合わせが可能になり、飲料の鮮度を保ちながらチルド飲料の賞味期限を延長できる。カップ本体に使用するPET樹脂の10%にはリサイクルPETを採用し、バージンPETの使用量を抑える。

これらにより、チルド飲料のロングライフ化につながり、飲料メーカーや流通事業者は柔軟な在庫運用が可能になる。食品ロスや廃棄コストの低減に加え、従来は難しかった遠隔地への展開による販売エリア拡大も期待できる。

開発の背景には、トーヨービバレッジからの「PET素材によるカップ容器の実現」という要望があった。DNPは、無菌充填技術やカップ成形技術、リサイクルPET活用技術を組み合わせてこれに応えた。

DNPは本製品と関連する無菌充填システムを含め、2027年度までに累計16億円の売上を目指す。今後は飲料の特性に合わせてさらにバリア性を高めた製品開発も進める。

10月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2026」のDNPブース(東1ホール1R13)で紹介する。

大日本印刷
https://www.dnp.co.jp

共同印刷 分別可能な「易剥離表層ラミネートチューブ」と「酸素吸収ラミネートチューブ」を開発 「TOKYO PACK 2026」に参考出展

【2026年10月5日】共同印刷は、「易剥離表層ラミネートチューブ」「酸素吸収ラミネートチューブ容器」を開発。10月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2026」の同社ブース(東1ホール1G15)に参考出展する。

「易剥離表層ラミネートチューブ」は、モノマテリアル(単一素材)のラミネートチューブに、意匠性やバリア性などの機能を持たせたオーバーフィルムを表面に積層した構造。廃棄時には、特殊な設備や薬剤を使わずに消費者自身の手でオーバーフィルムをはがし、チューブ本体と分離できる。
バリア性を維持しながら分別しやすい設計とすることで、リサイクルが難しいとされてきたラミネートチューブ容器のモノマテリアル化を実現した。

ペットボトル飲料のラベルを剥がしてリサイクルする消費者の行動が定着してきたことをヒントに開発したという。オーバーフィルムにはバリア性や意匠性などの機能を付与でき、顧客の製造工程に新たな設備導入や作業工程を追加する必要もない。

酸素吸収ラミネートチューブも開発

「酸素吸収ラミネートチューブ容器」は内容物の劣化を防ぎ機能を維持するもの。こちらもTOKYO PACK 2026の同ブースに参考出展する。

ラミネートチューブに酸素吸収層を積層し、内容物から発生する酸素やヘッドスペースの残存酸素を吸収することで、従来のチューブ容器では保存が難しかった内容物も、機能低下や変色を抑えて安定保存できる。
医薬品や高機能化粧品など、有効成分が酸化で変質しやすい製品向けの需要を見込むほか、食品の賞味期限延長などへの応用も期待できるという。顧客側での窒素充填が不要で、一般的なチューブと同様の設備で充填・シールができる。

共同印刷
https://www.kyodoprinting.co.jp

TOPPANホールディングス 印刷博物館で「現代日本のパッケージ2026」展を10月17日から開催

【2026年10月4日】TOPPANホールディングスが運営する印刷博物館P&Pギャラリーは、10月17日(土)から2027年1月17日(日)まで、「現代日本のパッケージ2026」展を開催する。入場無料。今回で12回目を迎える。

同展では、日本を代表するパッケージコンクールの受賞作品を中心に、印刷・デザイン・包装技術が生み出した優れた作品を紹介する。
主な展示は、経済産業大臣賞を含む41作品を選出した「第65回ジャパンパッケージングコンペティション」(主催:日本印刷産業連合会)、ジャパンスター賞や包装技術賞を紹介する「2026日本パッケージングコンテスト(第48回)」(主催:日本包装技術協会)、ブランドの視覚的な核となるパッケージデザインを10ブランド紹介する「JPDAパッケージデザイン インデックス2026」(主催:日本パッケージデザイン協会)の3企画。

会場は東京・文京区のTOPPAN小石川本社ビル内、印刷博物館P&Pギャラリー。開館時間は10時から18時まで、休館日は毎週月曜日(11月23日、1月11日は開館)など。共催は印刷博物館のほか、日本印刷産業連合会、日本パッケージデザイン協会、日本包装技術協会。

「現代日本のパッケージ2026」展
https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20261017.php

川上産業 10月1日 社名を「プチプチ株式会社」に変更 親しまれたブランド名で企業価値と一体化

【2026年10月1日】気泡緩衝材「プチプチ」の製造販売を行う川上産業(東京都千代田区)は10月1日、社名を「プチプチ株式会社」に変更した。創業58年で初めての社名変更となる。

プチプチは、指でつぶすと音が鳴ることから名付けられ、同社が1994年に商標登録した製品名。今回、商品名として親しまれてきた「プチプチ」を社名に掲げることで、製品と企業の価値を一体化し、気泡緩衝材の名称にとどまらない資源循環型社会を支えるブランドとして育てる狙い。

同社は、使用済みプチプチを資源として回収し再び製品へ戻す「ループリサイクル」に取り組んでおり、自治体や小学校、民間企業と連携してリサイクルボックスの設置を広げている。プチプチの再生原料使用比率は2008年度の44%から2025年度には98%まで向上し、気泡緩衝材の回収量は2023年の20tから2025年には198tへ、リサイクルボックスの設置台数は2021年の20台から2025年には404台へ拡大したという。

新社名は「プチプチ株式会社」(英語社名:PutiPuti Co., Ltd.)。

プチプチ株式会社
https://www.putiputi.co.jp

京セラ ラベル・パッケージ印刷向け循環型インクジェットプリントヘッド「KJ4A-EX600RC-HX」を11月発売

【2026年9月30日】京セラは11月、ラベル・パッケージ印刷向けの循環型インクジェットプリントヘッド「KJ4A-EX600RC-HX」を発売する。
同製品は、白インクやバーニッシュインクに加え、フォイルによる加飾など幅広い用途に対応する。

同製品は、ノズル付近でインクを循環させる独自の流路設計構造により、インク成分の沈降や乾燥を抑制するとともにインク温度を均一に保つ。高粘度インクや顔料インクでも安定した吐出を維持できるオプションで、ヘッドクリーニングなど再稼働時のメンテナンス負荷軽減にも寄与する。

最大吐出液滴量は従来製品「KJ4A-AL」比23%向上の21pLを実現し、白インクの隠ぺい性向上や、バーニッシュインク・フォイル加飾での厚膜表現を可能にする。対応インクの粘度範囲も従来の6〜7mPa・sから8〜11mPa・sに拡大し、使用可能なインクの選択肢を広げた。
これらにより、多彩な加飾表現へのニーズに対応するとともに、印刷品質の安定化や生産性向上を実現する。

駆動周波数は従来製品の20kHzから2倍の40kHzに向上し、最大100m/minの高速印刷に対応。京セラのUVインク対応ヘッドで最高クラスの生産性を実現するという。

主な仕様は、サイズ200×42×68mm、印刷速度100m/min、解像度600dpi、有効印刷幅108.33mm、最大駆動周波数40kHz、最大液滴量21pL、最小液滴量7pL、対応インクはUVインク(対応粘度8〜11mPa・s)。生産拠点は鹿児島霧島工場。

京セラ
https://www.kyocera.co.jp

大阪シーリング印刷 剥離紙リサイクルの離型剤脱離技術を確立 「ラベルフォーラム ジャパン 2026」で初披露

【2026年9月30日】大阪シーリング印刷(大阪市天王寺区)は、紙・フィルム基材の剥離紙リサイクルにおける離型剤脱離技術を確立した。

剥離紙は離型剤にシリコーンを使用しており、リサイクルの際に紙基材では残留シリコーンによる印刷抜けが、フィルムではシリコーンの不純物混入が課題となっていた。
同社は、紙基材と離型剤の間に水に溶解しやすい特殊プライマーを塗工する技術を開発。再生紙の離解工程で水に入れるとプライマーが溶解し、紙基材と離型剤が脱離することで、再生紙への離型剤混入を抑制する。
フィルム基材にも同様の考え方を応用し、特殊帯電防止剤を用いて離型剤が脱離しやすい技術を確立した。

これらにより、剥離紙で作った再生紙の品質と生産効率を高め、紙基材の剥離紙からの水平リサイクル・アップサイクルや、フィルム剥離紙からの水平リサイクルへの貢献を目指す。

同社は、シール・ラベルの使用済み剥離紙の資源循環を普及促進するラベル循環協会「J-ECOL」にも加盟している。

大阪シーリング印刷
https://www.osp.co.jp/index.html

NEXER Group くま袋と共同で紙袋・ショッパーの意識調査 思い出に残る要素1位は「印象に残るデザイン」

【2026年9月29日】NEXER Groupは、熊本のオリジナル紙袋専門店「くま袋」と共同で、紙袋・ショッパーが思い出になる瞬間に関する意識調査を実施した。9月8日から15日にインターネットで行い、全国の男女500人から有効回答を得た。

過去にもらった紙袋やショッパーで何年も保管しているものが「ある」と答えた人は14.6%だった。保管の理由には、店員のメッセージや限定品であることなど、そのときにしか得られない特別感を挙げる声が目立った。人に物を渡すときに使えるといった実用面の声もあった。

旅行先や特別な日にもらった紙袋が思い出として残っている人は9.2%。紙袋を見ると当時の出来事や感情を思い出すことが「よくある」は2.4%、「ときどきある」は11.2%で、合わせて13.6%だった。「まったくない」は57.0%、「あまりない」は29.4%だった。

ブランドや店が「思い出に残る紙袋」を作るために必要な要素は、「印象に残るデザイン」が22.2%で最多。次いで「特別感・限定感」が14.8%、「丈夫で長く使えること」が14.6%、「ブランドやお店らしさ」が13.0%、「紙や素材の質感」が9.0%、「ロゴやイラスト」が6.8%、「色使い」が4.0%だった。

NEXER Group
https://www.nexer.co.jp

くま袋
https://fukuro-mart.net/

アースダンボール 透明OPP袋の小ロット販売を開始 段ボール箱と合わせ買いしやすく即日出荷

【2026年9月25日】アースダンボール(埼玉県北足立郡伊奈町)は8月31日、テープ付き透明OPP袋の小ロット販売(100枚単位)を開始した。段ボール箱との合わせ買いに対応し、14時までの注文で即日出荷とする。

これまでは1,000枚単位の大ロット・翌日出荷のみを扱っていたが、A5・B5・A4の3サイズを新たに小ロット商品として発売した。静電気防止テープを採用し、手にまとわりつきにくく梱包作業を効率化できるほか、水濡れや汚れから中身を守れる。ハンドメイド作品の梱包やフリマアプリでの発送資材、通販ショップの商品発送などでの利用を想定する。

厚みはいずれも30μ(0.03mm)で、価格は税込みでA5サイズが単価6.5円から、B5サイズが7.5円から、A4サイズが8.5円から。

アースダンボールは1953年創業のダンボール製造・販売会社。埼玉・福岡に自社工場を持ち、4,000種類以上のダンボールを扱うほか、小ロット対応のインクジェットフルカラー印刷技術も導入している。

アースダンボール
https://www.bestcarton.com/

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