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ポーラ・オルビスグループの化粧品「DECENCIA」 トライアルセットの箱・包装仕様を見直し 年間約2.9トンの紙資材削減へ

【2026年6月16日】DECENCIA(東京都品川区)は、敏感肌ブランド「ディセンシア トライアルセット O/L×S/C」において箱のサイズと包装仕様を見直し、年間約2.9トンの紙資材削減を見込む取り組みを実施した。

「DECENCIA」はポーラ・オルビスグループの敏感肌向けスキンケアブランド。「肌の不公平をなくしたい」をコンセプトに、商品品質だけでなく梱包・物流プロセスでも環境配慮を進めている。

今回は、トライアルセット1配送あたり約33.7g(A4コピー用紙約7枚分相当)の削減を実現。配送用段ボールサイズの最適化により梱包効率も向上し、1パレットあたり約240個の積載増を見込む。倉庫保管スペースの削減と輸送効率の向上にもつながる。

同ブランドでは、今後も商品品質と顧客体験を維持・向上させながら、パッケージ設計や物流プロセスの見直しを通じて環境負荷低減に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。

DECENCIA
https://www.decencia.co.jp/

ROMS クラウド梱包アシストツール「梱包アシストAI」ではぴロジ「logiec」との標準API連携を開始 1件あたり10円から30円の配送料削減

【2026年6月16日】ROMS(東京都品川区)は、クラウド梱包アシストツール「梱包アシストAI」において、はぴロジ(東京都港区)が提供するクラウド型流通統合システム「logiec(ロジーク)」との標準API連携を開始した。

連携により、logiecユーザーは商品マスタの三辺サイズ・重量情報を自動同期したうえで、出荷指示が出された全オーダーを対象に「どの資材に、どう詰めるか」をリアルタイムで自動算出できる。多数のカート・モールとの自動連携に強みを持つlogiecと、精緻な梱包最適化に強みを持つ梱包アシストAIを組み合わせることで、アパレルや雑貨など多品種多品目ECの物流コスト削減を支援する。

梱包アシストAIは3DパッキングシミュレーションとAI技術を組み合わせたツール。最適な箱サイズの推奨に加え、商品を「どの向きで、どの順番で入れるか」を3Dビジュアルで指示する。
商品名やJANコードからサイズを自動推定するため、商品サイズマスタの事前登録が不要。導入事例では1件あたり10円から30円の配送料削減と梱包判断にかかる工数削減を実現している。

ROMS
https://roms.inc/product/ec-logistics/packing-assist

三星 越前和紙を貼り合わせたダンボール製ギフト箱「季の和」を発売 小規模農家向けに小ロット50枚から対応

【2026年6月15日】三星(福井県坂井市)は6月15日、ダンボール表面に越前和紙を貼り合わせたオリジナルギフト箱「季の和」を発売した。
福井県産のぶどう・マスカット向けのギフト箱として開発し、小ロット50枚から受注する。

内寸は幅280×奥行225×高さ136mm(ぶどう・マスカット2房分)。材質は越前和紙(鳥の子もみ紙)と白段ボール(表裏中芯エベレスト)。天面には各農家のロゴを印刷でき、18種類の定型カラーバリエーションを用意するほか希望色への対応も可能だ。インクジェット印刷を活用しており、デザイン変更にも柔軟に対応できる。

開発の背景には小規模農家のパッケージ調達難がある。大ロット前提のオリジナル箱は新規就農農家には手が出ず、画一的な箱での出荷を余儀なくされるケースが多い。
同社は2025年に公益財団法人ふくい産業支援センターの「福井デザインアカデミー」に参加し、ダンボールと越前和紙の相性や湿度による反りの問題を繰り返しの試作で克服し、量産を実現した。

三星は2022年に北陸のダンボール会社で初めてインクジェット印刷機を導入。農家・食品関係を中心に140社超の梱包に採用されている。今年で創業92周年を迎える。

三星
https://www.i-mitsuboshi.jp/

アースダンボール インクジェット印刷のデザイン入り段ボール箱「夜のメリーゴーランド」を発売

【2026年6月12日】アースダンボール(埼玉県北足立郡伊奈町)は5月12日、自社のインクジェット印刷機「ミラプリ」でオリジナルデザインを印刷した「【宅配60サイズ】デザインダンボール箱 夜のメリーゴーランド」の販売を開始した。

3辺の外寸合計は60cm、底面はB5用紙(257×182mm)がちょうど入るサイズ。内寸は264×194×114mm、外寸は270×200×126mm、重量141g。材質は白C5/C5、厚みはB/F(3mm厚)。通販商品の発送やギフト用梱包箱としての使用を想定した設計となっている。公式通販価格は1枚178円から(税込み)。

アースダンボールは1953年創業で埼玉・福岡に自社工場を持ち、4000種類以上の段ボールをラインナップ。小ロット対応のインクジェットフルカラー印刷技術を導入し、オーダーメイド寸法の自動見積もりにも対応している。

アースダンボール
https://www.bestcarton.com/

福岡パッケージ プロテイン向けパッケージのオンライン自動見積もり・注文サービスを開始 プラットフォーム「canal」で

【2026年6月10日】福岡パッケージが運営するパッケージ印刷プラットフォーム「canal(カナル)」は、プロテイン向けオリジナルパッケージの自動見積もり・オンライン注文サービスを開始した。
同サイトでは、専用商品ページ上でサイズや数量などの条件を選択するだけで、その場で価格と納期目安を確認し、そのまま注文まで完結できる。

印刷には「HP Indigoデジタル印刷機」を採用。版の作成を前提としないデジタル印刷により、小ロットからのオリジナルデザイン製作と短納期対応を実現した。フレーバーごとのデザイン展開や商品リニューアル時のデザイン変更にも柔軟に対応できる。

パッケージはチャック付きスタンドパウチを基本仕様とし、素材はアルミ蒸着とアルミ箔から選択可能。バリア性とコストのバランスを重視する場合はアルミ蒸着素材、より高いバリア性や遮光性が必要な場合はアルミ箔素材を選べる。
加工オプションとして角R加工やUVスポットニス加工にも対応する。

canal事業部取締役の庄嶋竜吾氏は「最小ロットや予算、納期の面でオリジナルパッケージの製作に課題を感じるお客様の声を多くいただいていた。品質にも配慮しながら、より少ないロットでの製作とHP Indigoデジタル印刷機を活用した短納期対応を実現した」とコメントしている。

今後は健康食品やサプリメントなど関連分野の商品についても、オンラインで発注できる環境の整備を進める。

福岡パッケージ
https://fukupa.co.jp/

アースダンボール ナフサ不足に対応! 100%段ボール製緩衝材「ダンボールエコクッション」を発売 段ボール工場の端材を活用

【2026年6月8日】アースダンボールは6月3日、段ボール工場で発生する端材や余剰分の段ボールを活用した100%段ボール製の緩衝材「ダンボールエコクッション」を発売した。
価格は1箱(約15kg分)2,980円(税込み)から。

アースダンボールは創業73年。ダンボールの企画、製造及びWebサイトを通じた販売を行っており、埼玉と福岡に自社工場を構えている。
4,000種類以上のダンボールをラインナップしており、小ロット対応が可能なインクジェットフルカラー印刷の技術を導入し、多様なニーズに応えている。

今回、中東情勢の影響によるナフサ由来の緩衝材の供給不安が懸念される中、古紙として回収される段ボールに緩衝材としての新たな価値を持たせたアップサイクル梱包資材として開発した。網目状の構造により伸縮性を持ち巻いて使用できるほか隙間を埋めるスペーサーとしても活用できる。

コシと厚みがあり1kg程度の重さの商品や壊れやすい商品の緩衝に適する。ドイツ特許の機械で製造しているため類似製品と比べ裁断面の仕上がりが美しいとしている。

アースダンボール
https://www.bestcarton.com/cardboard/box/2282.html

グンゼ ナイロンフィルムとラベル用収縮フィルムを追加値上げ 6月・7月出荷分より

【2026年6月8日】グンゼはプラスチックカンパニーが販売するフィルム製品について追加の価格改定を実施すると発表した。
2026年4月の価格改定以降も中東情勢の長期化によるナフサ価格の高騰と原料・副資材の値上げが続き自社努力での吸収が限界を超えたとしている。

改定内容は以下のとおり。食品用途全般に使用する包装用ナイロンフィルム「ヘプタックス」は500円/連(15μm換算)の値上げで6月26日出荷分から適用。
飲料・食品用ラベルに使用するラベル用収縮フィルム「ファンシーラップ」「GEOPLAS」はハイブリッドスチレンが14円/kg、PETが47円/kg、オレフィンが50円/kgの値上げで7月1日出荷分から適用する。

グンゼ
https://www.gunze.co.jp/

「パッケージ展2026」 消費財の心をつかむパッケージの展示商談会 8月4日・5日 大阪で開催 来場申込を受付開始

【2026年6月7日】8月4日(火)・5日(水)に大阪市中央区の大阪産業創造館で開催される展示商談会「パッケージ展2026」の来場申し込みの受付が開始された。
主催は大阪産業創造館・メビック(大阪産業局)。

同展示会は消費財パッケージの製造・素材・加工・デザインに強みを持つ企業が集結し、商品価値向上や販路拡大をめざす企業との商談機会を創出するもの。新商品開発やパッケージリニューアル、商品ブランディングを検討している中小企業を主な対象とする。

国内BtoC-EC市場規模が26.1兆円(2024年度)まで拡大し店頭・EC双方での競争が激化する中、商品の第一印象を左右するパッケージの重要性が高まっているとして企画された。

開催時間は1日目が午後1時30分から午後5時、2日目が午前10時から午後4時。企業間商談会のため一般の来場はできない。

パッケージ展2026
https://ebis.obda.or.jp/service/500919/detail

印刷業界に逆風 不二家「カントリーマアム」「ホームパイ」などでパッケージの色数削減へ ナフサ価格高騰で

【2026年6月6日】不二家は2日、菓子商品10品のパッケージを2026年7月上旬から順次、色数を抑えたデザインに変更すると発表した。

中東情勢の緊迫化に起因する原油・ナフサ価格の高騰と物流コストの上昇により、プラスチック容器やフィルム、インク等の価格が急騰している状況を受けたもの。生産効率化や諸経費削減などの対策を講じてきたが企業努力で対応できる範囲を超えたとしている。

対象はカントリーマアム(バニラ&ココア)14枚・18枚、カントリーマアムクリスピー(バニラ&ショコラ)、カントリーマアムチョコまみれミドルパック、ホームパイ28枚・38枚、ホームパイチョコだらけミドルパック、ホームパイ(アーモンドクッキー)、ピーナッツチョコレート、アーモンドチョコレートの計10品。

こういった動きは他のメーカーやプライベートブランド商品にも広がっており、印刷やパッケージ業界にとっては、印刷インキやパッケージ資材などのコスト高が続く中で大きな逆風となりつつある。

不二家
https://www.fujiya-peko.co.jp/

写真化学×タジマ工業 紙の印刷物に刺繍を組み合わせる特殊加工サービスを開始

【2026年6月5日】タジマ工業と写真化学はこのほど、紙の印刷物に刺繍加工を施す新サービスの提供を開始した。
タジマ工業はTAJIMAブランドの多頭式コンピュータ刺繍機(自動刺繍ミシン)の販売が主力で同分野ではトップメーカーの一つ。
一方の写真化学は1868年創業の老舗企業で、印刷技術をルーツに持ち、現在はメディア事業(印刷・コミュニケーション支援)とプロダクト事業(精密機器・撹拌脱泡装置など)を二本柱とする。



新サービスは、印刷されたグラフィックの上から刺繍を加えることで糸の立体感や質感を付与し従来の印刷加工とは異なる視覚・触覚表現を実現するもの。

これまで刺繍の紙媒体応用にあたり、ミシンで布を縫う際に「1回の縫い目を作るために送り出される糸の長さや量」である上糸量(うわいとりょう)を自動調整する技術を活用し、紙へのダメージを軽減している。
これにより、パッケージやブランドブック、周年誌、採用ツール、招待状など幅広い紙媒体での活用を想定している。

例えば、化粧品や日本酒、ギフト商品などのパッケージではロゴやブランドモチーフの一部に刺繍を施すことで特別感を演出。ブランドブックや周年誌では糸を重ねる刺繍が企業の歩みや想いの積み重ねを質感として表現できるという。

写真化学はパッケージやブランドツールを中心に同サービスを展開する方針で、タジマ工業との連携により品質安定性とデザイン再現性を確保しながら用途に応じた最適な仕様を提案していくとしている。

写真化学
https://shashin-kagaku.smktg.jp/public/application/add/406

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