【2026年10月28日】サカタのタネ(神奈川県横浜市)は、「タネの絵袋パッケージデザインコンテスト」の大賞作品のデザインを採用したタネ袋を作成し、2027年春の限定商品として販売する。
11月中旬から受注を始め、12月下旬から順次発送する。オンラインショップを含む同社の通信販売で扱い、在庫がなくなり次第終了する。

商品は、ミニトマト「キャロルパッション」(1袋約12粒入り、495円)と、「花絵の具 たねダンゴミックス(春まき)」(1袋約10g入り、550円)。価格はいずれも税込み。
同コンテストは、2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)の開催を記念し、2025年6月から9月に実施した。テーマは「タネと人との関わり」で、神奈川県内の大学・専門学校・高等学校の学生から作品を募り、同社が大賞2作品、優秀賞3作品を選んだ。
「キャロルパッション」のデザインは、大きく実ったトマトと、その周りで水やりをする子どもたちを描いた。タネから育てる楽しさや、植物と過ごす日常が伝わる点を評価した。
「たねダンゴミックス」のデザインは、たねダンゴを手にする人と咲き誇る花々を描き、二人で作るたねダンゴを通じた人と人との関わりを表現した点を評価した。
同社のオンラインショップ内の特設ページでは、受賞作品の紹介と、大賞受賞者へのインタビューを掲載している。
「タネの絵袋パッケージデザインコンテスト」特設ページ
https://sakata-netshop.com/shop/pages/design-contest-results.aspx
サカタのタネ
https://corporate.sakataseed.co.jp
【2026年10月27日】イトーヨーカ堂は11月2日から、Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の10周年を記念したコラボ商品を発売する。カップ麺や菓子など全11種類を展開し、作品に登場する「裏側の世界」やキャラクターをモチーフにしたパッケージを採用する。全国のイトーヨーカドー店舗などで販売する。

商品は、サッポロ一番のペパロニピザ味ヌードルや明星のブラック豚骨まぜそば、ブラックチーズアーモンド、ブラックチータラなど。黒を基調としたデザインや、作品にちなんだ味付けで世界観を表現する。
11月7日からは、限定ステッカー付き商品3種類を発売する。サクサクパフチョコともっちりぶどうグミには全9種類、ポテトスティックのブラックペッパー味には全23種類のステッカーを用意し、いずれもランダムで1枚が付属する。
価格は税込み181円から324円。商品によって販売店舗が異なり、イトーヨーカドーのほか、ヨークフーズ、ヨークマート、ヨークプライス、ヨークベニマルでも取り扱う。一部商品はセブン‐イレブンでも販売する。
イトーヨーカ堂は、2025年にもNetflixのブランドイメージをパッケージに反映したコラボ商品を展開している。今回は作品の10周年に合わせ、商品パッケージに加えて限定ステッカーを付けることで、購入後も作品の世界観を楽しめる企画とした。
コラボ商品特設サイト
https://www.itoyokado.co.jp/special/netflix_2026/
【2026年10月26日】マツダは、キユーピータマゴの工場で使用したストレッチフィルムを回収し、リサイクルゴミ袋「エコフクロウ」に再生して同社の工場に納める資源循環の取り組みを進めている。使用済みフィルムを回収・再生し、再び工場で利用することで、廃プラスチックの有効活用につなげる。

回収したストレッチフィルムは、兵庫県尼崎市の自社工場「尼崎プラスチックファクトリー」でリサイクルする。再生した樹脂を使ってゴミ袋を製造し、キユーピータマゴの工場に納入する仕組みだ。廃材の回収から再生品の利用までをつなぎ、資源を循環させる。
「エコフクロウ」は、低密度ポリエチレンを原料とする非食品用のゴミ袋。容量は45リットル、70リットル、90リットル、120リットル、150リットルの5種類をそろえる。

マツダは廃棄物マネジメントや産業廃棄物の中間処理、廃プラスチックのリサイクルなどを手掛ける。廃棄物を資源として活用することで、企業の廃棄物処理コストの削減やリサイクル率の向上を支援している。

導入事例
https://matsudasan.com/news/kewpie-egg-ecofukuro-recycling/
【2026年10月26日】資生堂は、パッケージデザインの国際賞「PENTAWARDS 2026」で2作品が受賞した。
BODY, HEALTH & BEAUTY部門でグミ洗顔「肌グミ」がシルバー賞、PROFESSIONAL CONCEPTS部門で藻類由来のスキンケア化粧品プロトタイプ「美の玉」がブロンズ賞を獲得した。

PENTAWARDSは2007年にベルギーで設立された、パッケージデザイン分野の国際デザイン賞。2026年は世界66の国と地域から2,000を超える応募があった。
「肌グミ」は、美容液の発想で作ったグミのようなテクスチャーで肌を包み込む洗顔料。「朝の洗顔は面倒」という声に着目し、洗顔を楽しみに変えることを狙った。手になじむ小石のような形のパッケージは、洗面空間に溶け込む。3種をラインアップする。2025年8月に発売した。

「美の玉」は、藻類の生命力や循環の価値を形状・色・質感で表現したスキンケアのビジョンプロダクトで、2025年の大阪・関西万博日本館で展示された。外装の金属パーツは金属作家が1点ずつ手作業で曲げ加工し、内部には再生樹脂を使っている。

「肌グミ」
https://www.shiseido.co.jp/hadagumi/
【2026年10月26日】富士フイルムビジネスイノベーション(東京都港区)は、デジタル印刷による軟包装を北米、欧州、アジアなどで提供する米ePac Flexible Packagingが、水性インクジェットデジタルプレス「Jet Press FP790」の導入を決めたと発表した。ePacは米アリゾナ州フェニックスの生産拠点に導入し、世界各地の拠点へ順次展開する。

導入により、ePacは多品種・オンデマンド生産と大規模な印刷需要の両方に対応できる生産体制を構築し、小規模ブランドから大手ブランドまでの軟包装サービスを強化する。
Jet Press FP790は、軟包装印刷向けに開発した水性インクジェットデジタルプレス。最大790mm幅のフィルム基材(BOPPフィルム、PETフィルム)に対応し、毎分50mで印刷する。解像度は1,200×1,200dpiで、Pantone色域の90%以上をカバーする。食品包装に適した水性インクを採用し、リサイクル可能な包装材料への印刷にも対応する。
ePacのパラグ・パテル氏(President of Technical Services)は、デジタル印刷の柔軟性を保ちながら軟包装の生産を拡大できると期待を示した。富士フイルムビジネスイノベーションの中嶋修執行役員は、軟包装印刷市場を重点領域と位置づけ、ePacを価値を世界規模で実証するパートナーとしている。
「Jet Press FP790」
https://www.fujifilm.com/fb/ja/products/graphic/package-print/jetpressfp790
【2026年10月21日】デザイン会社のペーパーパレードが手がける紙製の活版印刷用活字「Papertype(紙活字)」が、国際デザイン賞「DFA Design for Asia Awards 2026」のCommunication Design部門で、最高賞のGrand Awardを受賞した。

Papertypeは、紙を積層してレーザーカッターで文字の形に加工する活版印刷用の活字。金属活字のような鋳造設備や専門技術を必要とせず、軽くて加工しやすい。
制作後にも、切る、削る、貼る、凹ませる、描くといった方法で表面に模様やテクスチャを加えられる。加工を前提に、太い字形と広い表面積を持たせたオリジナル書体も開発している。
デザイナーや印刷技術者だけでなく、学生や子ども、地域の人々も文字の制作や印刷に関われる点も特徴で、2024年から2026年にかけては試作や印刷実験、ワークショップを通じて、タイポグラフィの可能性を探ってきた。
PAPERTYPEは2009年に着想された紙活字のプロジェクトで、2017年には紙活字と小型の印刷機を組み合わせた「Paper Parade Print Kit」を製品化した。2027年にはプロダクト化から10周年を迎える。
DFA Design for Asia Awardsは、香港デザインセンターが2003年に創設した国際デザイン賞。Grand Awardは、Grand、Gold、Silver、Bronze、Meritの5段階で最上位の賞となる。
ペーパーパレード
https://paperparade.tokyo/
【2026年10月20日】岩崎電気は、食品包装の高機能化・環境対応に役立つ電子線(EB)技術を紹介するウェビナーを、10月28日(水)の14時から14時40分まで開催する。Microsoft Teamsでの配信で、事前登録制。

EB技術は、高エネルギーの電子を照射して材料にさまざまな機能を付与する技術。ウェビナーでは、EB技術の基礎とEB装置の特長を解説する。食品分野での用途として、包装フィルムの高機能化(架橋)、インキやコーティング剤の瞬時硬化(EBキュア)、抗菌・消臭などの機能性材料の製造(グラフト重合)、包装材や容器の滅菌・殺菌を挙げる。EBキュアは開始剤や溶剤が不要で、熱乾燥も要らないため省エネにつながる。
食品業界では、プラスチック使用量の削減に向け、包装材に薄肉化・減量化しても性能を保つこと、溶剤や副資材への依存を減らすこと、省エネに対応することが求められている。同社は、研究開発向けのラボ機から量産向けの生産機まで、幅広いEB装置をラインアップしている。
岩崎電気
https://www.iwasaki.co.jp/
【2026年10月19日】オリジナルパッケージの企画・デザインから製造、在庫保管までを手掛けるミツイコネクト(兵庫県神戸市)は、Webサイトをリニューアルした。パッケージのサービスや制作実績を分かりやすく紹介する。

同社は、貼り箱やトムソン箱、VカットBOXなどのギフト箱・化粧箱のほか、紙袋(ショッパー)、ラベルシール、リボン、ノベルティなど、パッケージに関わるアイテムをまとめて相談できる。企画からデザイン、製造、加工、納品後の在庫保管まで一貫して支援し、同社で製造したパッケージは一定期間無料で保管する(一部対象外の製品あり)。必要な時に必要な分だけ出荷できるため、まとめて製造しても在庫保管の負担を抑えられる。
あわせて公式LINEを新たに開設し、チャットでの問い合わせにも対応した。神戸ショールームでは、これまでに制作した製品を展示しており、実物を見ながら相談できる。見学は、Webサイトの問い合わせフォームまたは公式LINEから予約する。
ミツイコネクト
https://www.mitsui-connect.jp
【2026年10月16日】サッポロビールは、ビール製造過程で発生する副産物「モルトフィード」をアップサイクルした紙製タンブラー「もるたん」が、日本デザイン振興会主催の「2026年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。

もるたんは、パルプモールド成型技術でプラスチックを使わずに作った紙製タンブラー。飲み口の厚さは0.6mmと薄く、中央部の段差構造で持ちやすさと飲用時の変形抑制を両立した。内側の星型エンボスを目安に注ぐと、ビールと泡の比率が7対3になる。ガラスやプラスチック製の容器に比べ結露を抑えられ、手やテーブルを濡らしにくい。星型エンボスにより、重ねたときの引き抜きやすさも高めている。
審査では、主に飼料として使われてきたモルトフィードを、ビールをより深く楽しむための器に仕上げた点や、紙製ながら高い飲用性と機能性を実現した点が評価された。
サッポロビールは「サッポログループ容器包装ビジョン」を策定し、製品ライフサイクル全体での環境配慮とユーザビリティの確保を目指して、容器包装の研究開発に取り組んでいる。

サッポロビール
https://www.sapporobeer.jp/
【2026年10月16日】ROMS(東京都品川区)は、梱包作業効率化ツール「梱包アシストAI」に「AI補正」機能を標準搭載した。梱包の実績をもとに、商品マスタのサイズ情報や梱包条件をAIが自動で補正する。

梱包アシストAIには、推奨された梱包箱と現場で実際に使った箱の違いを記録する「フィードバック」機能がある。
AI補正は、このデータが一定回数以上蓄積された商品を対象に、登録されたサイズの妥当性をAIが判断し、必要に応じて商品マスタの3辺サイズを更新する。たとえば、Mサイズの箱を推奨したものの実際はSサイズに収まった場合、登録サイズが実際と異なる可能性があると判断する。
商品サイズだけでなく、横倒しの可否や重ね合わせの可否といった梱包条件も補正の対象となる。Web上の商品情報や画像も参照し、商品の特性に応じた条件を推定する。補正は1日1回の自動処理で行う。
これにより、商品サイズの再計測やマスタの手動修正にかかる負担を軽減しながら、箱サイズ推奨の精度を継続的に高められる。

梱包アシストAIは、商品サイズや梱包資材の情報をもとに、配送コストを考慮した箱サイズの推奨や、3Dシミュレーションによる詰め方の提示を行うクラウド型システム。JANコードや商品名からAIがサイズを推定するため、商品マスタを事前に用意しなくても使える。
導入事例では、1件あたり10〜30円の配送料削減や、箱選びにかかる作業時間の短縮を実現している。
Copyright © 2026 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.