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TBM 再生材活用事業で新機能の無償トライアルを開始 包装・容器などで需要増の再生プラなどの流通を目指す

【2024年10月8日】TBMは、再生材活用事業「Maar 再生材調達」で、新機能の無償トライアルを開始する。

同サービスは、2024年1月から提供を開始したトレーサビリティ情報などを付与した再生材や再生原料の調達を支援するプラットフォーム。デジタルプロダクトパスポート(DPP)に適応した再生材調達を支援し、再生材の売り手と買い手を効率的に繋ぐ。
今回のトライアルでは、良質な再生材などの購入を希望する企業向けに、QCDを確保した独自基準に基づく「プレミアム再生材」を提供。また、再生材取引を支援するプロフェッショナル人材への無料相談や物性調査のサービスも無償で提供する。

背景には、世界的な再生プラスチック市場の成長があり、同市場は2023年の507.8億ドルから2030年には889.6億ドルに達する。また、「New Plastics Economy Global Commitment」に参加する主要企業の2025年の目標達成には、年間300万トン以上の再生材供給が必要とされている。
日本では、製造業における再生プラの利用計画策定の義務化が検討されており、国内での再生材の利用促進に向けて、包装・容器、自動車、電気機器、建材などの業種が規制対象になる可能性がある。

TBM はこれまでも、国内で最大級の処理能力を有するマテリアルリサイクルプラントの運営や、再生素材「CirculeX(サーキュレックス)」を使用した製品企画などで、プラ回収や再生プラの国内外への販売に取り組んできた。

「Maar再生材調達」公式サイト
https://maar-sourcing.tb-m.com/top

購入企業向け登録ページ(登録無料)
https://maar-sourcing.tb-m.com/form/buyer

販売企業向け登録ページ(登録無料)
https://maar-sourcing.tb-m.com/form/seller

TBM
https://tb-m.com/

 

「プリングルズ」「ポテチのレントゲン広告」の掲出を開始 容量そのままで短くなったショート缶をPR パッケージの大きさ気にする「70%超」に応え

【2024年10月7日】ポテトチップスブランド「プリングルズ」は10月7日から、東京メトロ丸ノ内線新宿駅メトロプロムナードで、「ポテチのレントゲン広告」の掲出を開始した。

「プリングルズ」は9月2日から、「ショート缶」の出荷を開始・広告はこれに合わせたもので、内容量はそのままに、パッケージのサイズを 15mm短くしたコンパクト化をPRする。

広告では、新ショート缶の内容量をX線で検証する「PRINGLESCAN(プリングルズスキャン)プロジェクト」を開始。プリングルズの中身のポテトチップスが丸見えになった「ポテチのレントゲン広告」が掲出された。

また、プロジェクトに先立ち、Mr.P が公式 X で「PRINGLESCAN(プリングルズスキャン)」で本気で顕彰する様子を公開している。

このプロジェクトの背景には、同社が行った「スナック菓子の購入に関するアンケート」があり、スナック菓子を購入する際、内容量が「影響する」と回答した人は、全体の「72.3%」だった。さらに、プリングルズの新ショート缶についても「内容量が減ったと感じる」と回答した人が「53.1%」と、約半数以上だったことがある。

同社では、この誤解を解消するために今回のプロジェクトに至った。

 

TOPPANら 「セキュリティ軟包装パッケージ」を開発 パウチに直接偽造防止機能を付与

【2024年10月7日】TOPPANとTOPPANデジタルはこのほど、証券印刷の製版技術を応用し、パウチ(軟包装)に直接偽造防止機能を付与した「セキュリティ軟包装パッケージ」を開発。10月からサンプル提供を開始する。

「万線潜像」技術は、専用の検証フィルムを当てると隠れていた文字・パターンが現れる特殊製版技術。超高密度な画像で構成されるため、コピー機での複製は極めて困難で、グラビア印刷と組み合わせることにより、自己検証型の真贋判定機能を実現した。

「セキュリティ軟包装パッケージ」は、「万線潜像」技術を活用し、パウチの「オモテ面」の透明部分と、「ウラ面の内側」に印刷した特殊な模様を重ね合わせることで隠し絵柄が出てくる仕組み。
これにより、検証用フィルターを必要としない自己検証型の真贋判定技術を実現している。
この特殊な模様は、スキャナーやコピー機等でのデザイン複製では再現が困難な為、模倣されにくいパウチとなる。

背景には、化粧品やサプリメントなど模倣品被害の世界的拡大がある。対策のホログラムはラベルの製造と貼付という作業があり、運用コストが高くなるという課題があった。
新製品はこれを解消するもの。

今後同社は、模倣対策として、追加の包材コストを掛けにくい「高価格帯の日用品・健康食品」などをターゲットに拡販し、関連商材と合わせて、2025年度に3億円の売上を目指す。

なお、本サンプルは10月23日㈬から25日㈮に開催される「TOKYO PACK 2024-2024東京国際包装展-」(会場:東京ビッグサイト)のTOPPANブース(東ホール・小間番号2U09)で展示される。

TOKYO PACK 2024 -2024東京国際包装展-
https://www.tokyo-pack.jp/

 

ブラザー販売 ラベルライター新製品「P-TOUCH CUBE PT-P300BTLT(ラテ)」を発売 インスタでキャンペーンも

【2024年10月6日】ブラザー販売は10月中旬、専用のスマホアプリでラベルが作成できるラベルライター新製品「P-TOUCH CUBE PT-P300BTLT(ラテ)」を発売する。

「ピータッチキューブ」シリーズは、専用のスマホアプリを使ってラベルが作れるラベルライター。12mmテープ幅対応の「PT-P300BT」、24mmテープ幅対応の「PT-P710BT」、36mmテープ幅対応の「PT-P910BT」のラインアップを持ち、累計販売数量が50万台を突破している。
スマホアプリには、「ギフト・ラッピング」「整理収納」「書類整理」「名前付け」などのラベリング用途ごとにテンプレートが多数用意されており、使用イメージを膨らませながらラベル作りを楽め
る。

新製品は、「PT-P300BT」(ホワイト)のカラーバリエーションとなる製品。
今回、新製品の発売を記念して、「PT-P300BTLT」プレゼントキャンペーンを実施する。

また、10月17日まで、Instagramのピータッチキューブ公式アカウントをフォローし、対象の投稿に「いいね」「コメント」をすると、抽選で3人に「PT-P300BTLT」をプレゼントされる。

Instagramのピータッチキューブ公式アカウント 
https://www.brother.co.jp/product/labelwriter/ptp300btlt/index.aspx

特設サイト
https://www.brother.co.jp/product/labelwriter/special/cube/product300lt/index.aspx

 

山村乳業 「山村牛乳1L紙パック」の広告欄に「ご当地牛乳トレカ」を掲載 カードによるバトルも可能

【2024年9月30】山村乳業は2025年1月から、「山村牛乳1L紙パック」の広告欄に「ご当地牛乳トレカ(トレーディングカード)」を掲載する予定。

「ご当地牛乳トレカ」は、「集める。遊ぶ。ためになる。」をコンセプトにしたトレーディングカードゲームで、全国の乳業メーカーが一体となって牛乳パックの広告欄を活用し進めている。各カードには牛乳の情報が記載されていて、牛乳の魅力をより深く知れるという。
遊び方は、全国のカードを集める、自分の住んでいる地域のカードを集めるなどさまざまあり、デッキを使ったカードバトルも可能。

山村乳業も、牛乳業界全体の活性化や消費拡大を通じ牛乳の魅力を知ってもらうことや、地域の食について楽しみながら学ぶきっかけを提供することを目的し、このプロジェクトに参加する。

販売場所は、公式通販や直営のミルクスタンド「山村みるくがっこう 外宮前店・内宮前店」など。

山村みるくがっこう店舗紹介
https://yamamuramilk.co.jp/?mode=f1

ご当地牛乳トレカホームページ(遊び方など詳細)
https://milkisgood.jp/2

山村牛乳1L紙パック公式通販
https://yamamuramilk.co.jp/?pid=125348000

山村乳業
https://yamamuramilk.co.jp/

 

東洋製罐グループ プロバスケ「アルバルク東京」と「Re-CUPプロジェクト カップ救出大作戦」を実施 アリーナでの容器の循環実現を推進

【2024年9月30】東洋製罐グループホールディングスは、プロバスケットボールの「アルバルク東京」とともにアリーナでの包装容器の循環実現を推進する「Re-CUPプロジェクト カップ救出大作戦」を実施する。

同社では「2022-23シーズン」から、アルバルク東京とSDGsパートナー契約を締結。飲料用アルミカップや紙コップを資源循環させる「Re-CUP WASHER」を導入し、持続可能なアリーナ運営を検証してきた。

3シーズン目となる「2024-25シーズン」ではこの取り組みをさらに継続・強化。従来の紙コップだけでなく、ドリンク用プラスチックカップやフード用紙カップまで回収範囲を広げる。

具体的なミッションでは、ドリンク用紙コップ「Re-CUP WASHER回収率50%」や「プラスチックカップの洗浄回収開始」「フード用カップを回収」などを行う。

東洋製罐グループは、同プロジェクトを通じて、さまざまな社会課題解決に取り組んでいくとしている。

 

丸信 無料webセミナー 「正しい知識で雇用外国人の不法就労を防ぐ!外国人雇用について知っておくべきこと」 を開催 10月4日16時~

【2024年9月27日】丸信は10月4日(金)午後4時から、無料webセミナー 「正しい知識で雇用外国人の不法就労を防ぐ!外国人雇用について知っておくべきこと」 を開催する。

セミナーでは、外国人雇用の基礎知識を、マスオ綜合事務管理センターの牛尾成子部長、HEM’S company本間六社長、同木田和宏氏(行政書士)が解説する。

主な内容は以下の通り。

外国人雇用に必要な4つの在留資格の違い
外国人を雇用する際のコスト
外国人採用のメリット、デメリット
外国人との接し方、文化、育成の仕方について
不法就労の対象や罰則について

 

セミナー概要

日時:10月4日(金) 15時~16時
対象:人事・採用担当者、経営者等  ※同業者の参加は不可
費用:無料
会場:Zoomによるオンライン
定員:先着100名 ※先着順

申し込み・詳細は以下から
https://www.maru-sin.co.jp/seminar/web2410/

 

高速オフセット 国際エクスプレスのDHLと業務提携 配送伝票をスマートフォンで作成可能

【2024年9月26日】高速オフセットはこのほど、国際エクスプレスのDHLジャパン(DHL)と業務提携し、同社配送伝票をスマートフォンで作成可能になった。

同社では、2021年より海外展開に挑戦する企業様のサポート事業を開始し、海外へお土産配送をする際にスマートフォンで海外配送伝票が発行できるサービス「ハコボウヤ」を提供してきた。

「ハコボウヤ」は、外国人観光客が店頭などでお土産を配送する際に利用できるサービス。店頭に設置しているQRコードをスマートフォンで読み込み、住所等配送先の情報を入力し、店頭側のアプリで読み込むことで、海外配送用の伝票を作成できる。
ハコボウヤDHLでは、日本国内の小売店舗で訪日外国人観光客が購入した物品の海外への免税配送も可能になり、インバウンド需要取り込みによる売上増が期待できる。

これまでハコボウヤを導入いただいた企業からは、
・海外発送という選択肢があることで、購入してくださるお客様が増えた
・家族単位でまとめて買ってくれることも増えた
・1人あたりの購入単価UPに繋がっている

といった声があるという。

また、ハコボウヤでは、使用感や改善点などについて、実際に利用いただいている店舗にインタビューを行うことで、更なる改善やサービス普及に取り組んでいく。

 

ハコボウヤユーザー企業の声

眼鏡市場 なんば店様にインタビュー
https://www.kousoku-offset.co.jp/magazine/column-hakoboya-interview-meganetop/

神戸酒心館様にインタビュー
https://www.kousoku-offset.co.jp/magazine/column-hakoboya-interview-shushinkan/

サービス申し込みは特設サイト
https://hakoboya.com/dhl/

 

矢野経済研究所 「国内加工食品の栄養成分表示に関する消費者アンケート調査」を実施 包装前面表示での変化やアプリ利用について聞く

【2024年9月25日】矢野経済研究所は、国内の加工食品について栄養成分表示に関する消費者アンケート調査を実施した。
栄養成分表示の確認状況や購買判断状況、購入要件などについて調査し、機械学習(AI分析)と統計的分析手法を用いて消費者の潜在需要を考察した。

ここでは、「包装前面栄養表示」による食生活や食意識、購買行動の変化や、「包装前面栄養表示」をスマホカメラで記録できるなら欲しいスマホアプリの機能について、調査結果を公表している。

同消費者アンケート調査は、自分や家族(同居人)が食べるための食品を普段購入すると回答した国内在住の20~79歳の男女1,200人を対象に2024年6月に実施した。

 

調査結果

同調査では「包装前面栄養表示」が導入された場合、自分自身の食生活や食意識、購買行動に起こると思う変化について、選択式(複数回答、16の選択肢から2~7件を選択)で尋ねた。
回答では、「栄養バランスを意識する」が33.5%「健康意識が向上」の24.9%「特定の栄養の過不足を意識する」の16.0%が上位3位までを占めた。
一方で『「包装前面栄養表示」されても、何も変わらないと思う』は41.6%で、最も高い回答率となった。

加工食品の「包装前面栄養表示」をスマートフォンのカメラで記録出来るならば、スマホアプリで欲しい機能について選択式(複数回答、12の選択肢から5件まで選択)で尋ねた。
回答結果では、「1日の食事の栄養バランスの評価・採点」が22.9%「その食品と併せて一緒に食べるべき食事の提案」の15.6%「2つ以上の食品を合計した栄養摂取量の計算」の11.2%が上位3位までの回答結果となった。また、一方で「何れも、必要と思わない」は53.1%で、最も高い回答率となった。

同調査から考えられる「包装前面栄養表示」のスマホアプリ活用事例としては、まず食品メーカーが開発した自社スマホアプリから、自社や他社商品の「包装前面栄養表示」を読み取り、それらのデータを比較した結果から栄養バランスに配慮した自社商品を提案して販売につなげることが挙げられる。
また、小売業では、来店客が店頭で「包装前面栄養表示」を読み取り、その結果から栄養バランスに配慮した、店内で販売する別商品の食べ合わせ(献立)が提案できる。さらに、店内で一緒に購入するとポイントアップなど特典が付与されることで、1回あたりの購入点数・金額の向上につながることも考えられる。

「包装前面栄養表示」は統一されたルールで運用され普及すれば、スマホカメラでの読み取りやスマホプリでの応用もしやすい。また、消費者も楽しみながら栄養意識を高めることが出来るため、食品の新しい販促スキームが誕生する可能性も考えられる。

 

調査要綱

期間: 2024年5月~8月
対象: 全国の20~79歳の男女1,200人
方法: インターネットモニターによる消費者アンケート調査
発刊日:2024年8月26日

矢野経済研究所
https://www.yano.co.jp/

 

印刷博物館P&Pギャラリー 「現代日本のパッケージ2024」展を開催 各コンクール受賞作品を展示 10月5日~、文京区で

【2024年9月24日】TOPPANホールディングスが運営する「印刷博物館P&Pギャラリー」は10月5日(土)から12月8日(日)まで、「現代日本のパッケージ2024」展を開催する。

パッケージは、人々の生活の中で身近な印刷物の一つで、社会の動きと深く結びつきながら、機能やデザインが進化している。近年は、SDGs(持続可能な開発目標)への貢献に向けた取り組みが反映されるなど、パッケージは社会的課題を解決する一助となってきた。


今年で10回目となる同展では、こうした時代のニーズに対し、パッケージの現場が積み重ねてきた試行錯誤の成果を、日本で開催されている「ジャパンパッケージングコンペティション」「日本パッケージングコンテスト(第46回)」といったパッケージコンクールの受賞作を中心に紹介する。

 

開催概要

会期 : 10月5日(土)〜12月8日(日)
会場 : 印刷博物館 P&Pギャラリー 東京都文京区水道1丁目3番3号TOPPAN小石川本社ビル
開館時間 : 10:00-18:00
休館日 : 毎週月曜日 (10月14日、11月4日は開館)、10月15日(火)、11月5日(火)
入場料 : 無料(印刷博物館展示室(地下)にご入場の際は入場料が必要です)
https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20241005.php

 

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