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丸昌化学工業 耐久性抜群の「BS5609規格対応タック原紙」の取扱い開始 危険物を知らせるラベルなどで採用見込む

【2023年7月5日】丸昌化学工業は「BS5609規格対応タック原紙」の取扱いを開始した。

このタック原紙は、国際水域で危険物質などを輸送する際に必要な耐久性の高いラベルを保証する「BS5609規格」に対応したもの。
海上事故などでドラム缶などが海上に放出された際、ラベルの剥がれや印字の擦過などによる判読不能を防止し、危険物質の表示を担保する。

「パワマン」の基材はオレフィンとシリカの合成紙で、疎水性と親水性の相反する性質の原料を合わせている。
素材には多数の微小な空間があり、その多孔にインキや粘着が入り込み、従来の化学的な結合だけではなく物理的にインクや粘着が定着するため、非常に粘着力や密着力が強い。


顕微鏡画像

一般的に危険物などを表記するための「GHSラベル」はプレ印刷後、オンデマンドプリンターで可変情報印字することが多い。この時の最大の懸念事項である静電気、素材の静電気拡散性により作業効率も大幅に改善される。

丸昌化学工業では、過酷な環境に耐えられる「BS5609対応ラベル素材」を、GHSラベルはもちろん、耐久性が求められるさまざまな製品用のラベルへの採用を見込む。

パワマン製品案内
https://4e5kb.hp.peraichi.com

問い合わせは丸昌化学工業(☎06-6942-2380)または(メール:t-mizutani@hyper.ocn.ne.jP)まで。

 

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