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「日本パッケージデザイン学生賞2022」贈賞式を開催 大賞は「高齢者のための手の届く電球」 日本パッケージデザイン協会(JPDA)

【2023年1月25日】日本パッケージデザイン協会(JPDA)は12月5日、京橋エドグラン(東洋インキSCホールディングス)で、日本パッケージデザイン学生賞2022贈賞式を開催。
受賞した21名の学生に大賞をはじめ、金賞や銀賞、銅賞、フジシール財団賞(企業賞)、審査員特別賞を贈った。

日本パッケージデザイン学生賞は、日本パッケージデザイン協会(JPDA)が主催し、パッケージデザインの新しい魅力と価値を学生と共に発掘・伝播していくことを目的にしたもの。
第1回は「つなぐ -Connect-」をテーマに昨年5月より作品募集を行い、全国の大学・専門学校から300点を超える応募があった。

大賞「高齢者のための手の届く電球」は、高齢化社会の中で見過ごされがちな小さな問題から、独居老人が「電球の取り替え」に関して、日々の生活の中での不便をパッケージデザインで解決することに成功したことが評価された。

 

コメント

大賞受賞者 大阪成蹊大学 中野亜美さん
この度は大賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。
今回のテーマ「つなぐ」にあたってギリギリまで案を何度も練り直しました。その中で高齢社会の今、日々の生活の中での不便を解決することができたらなと考え「高齢者の手の届く電球」を制作致しました。先生にもご教授頂いたり、実際本当に手が届くのかを試したりと試行錯誤しました。改めてこのような大きな賞を頂くことができ、幸いです。これからの制作活動にも活かせるように努力していきたいと感じています。

審査委員長 小川亮JPDA理事長
パッケージデザインの原点は、「使う人への思い」と「生活の彩」です。この作品にはその思いと、使う人に必要な情報が上手にデザインされています。実際の商品化には、機能テストや知財侵害の確認、製造可能性など様々な壁が待っています。しかし、そういった現実的な側面はいったん置いて、パッケージデザインの原点の大切さを起点とするこの作品を多くの審査員が評価しました。

入賞作品のリスト
https://student.jpda.or.jp/#winner

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