プリント&プロモーション―デジタルプリントの専門サイト――

タクテックら 薄型段ボールの全自動ソリューションを開発 ポスト投函型配送サービス用箱のコストを低減


【2022年9月12日】タクテックはこのほど、薄型段ボール「エコクイックBOX」の製函・搬送・商品投入・封緘・送り状貼付を全自動で行う世界初のソリューションを開発した。
これは、日本トーカンパッケージ、オフィスエフエイ・コム、OSARO(米国サンフランシスコ)との協業で実現したもの。

同ソリューションは、今まで不可能だった厚さ2㎝の薄型段ボールを、接着剤なしでの自動で組み立て、箱を閉じてテープ貼付までを行える。ホットメルトを使用しない厚さ2㎝の薄型段ボールの自動製函は世界初。
さらに、その機能をコアにタクテックの薄型段ボールのランダム封かん、送り状貼付ソリューション「PaLS」により、搬送、商品投入、封函、送り状貼付までの出荷工程の全自動化を実現する。
省人化によるコスト削減だけでなく、配送コストを大幅に削減。これにより、ポスト投函型配送サービスの利用率を上げ、再配達問題解消に貢献できるという。

従来の薄型段ボールは、ホットメルト(接着剤)を使用して製函されたものが積み重なって物流現場に納品されていた。このため納品される際の体積も大きく、保管効率が悪く、資材納入に関わるコストも高かった。

ソリューションで製造される「エコクイックBOX」は、平らな状態で納品可能。使用する分だけ毎時1200箱製造できる専用製函機(日本トーカンパッケージ)で段ボールを作ることで、保管効率を上げ、資材コスト低減できる。
箱は、四隅を差し込み(ロック)製函するため、接着剤を使わない環境に配慮したソリューションという。

OSARO社のAIピッキングシステムを搭載した可動式架台一体型ロボット「KaRy」は、AIピッキングシステムにより、従来の3Dカメラでは対応できなかった物体もマスターレスで認識可能。このため「形が一定でないワーク」や「初めてのワーク」など従来のロボットは苦手だったジョブも、自然に扱える。

開発の背景には、コロナ禍によるネット通販利用者の急増や、配達員の人手不足による再配達問題がある。解決の糸口として、再配達不要なポスト投函型配送サービスの「ゆうパケット」や「ネコポス」などの利用が注目されている。
また、物流センターでも人手不足は大きな課題となっており、業務の中で最も作業負担の大きな出荷工程の省人化がカギとなっていた。

なお、同機は9月13日(火)~16日(金)、東京ビッグサイトで行われる「国際物流総合展2022」で展示される。

 

 


Copyright © 2022 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.