【2024年2月22日】ペーパルはこのほど、お米を使った塗工液「コメグロス」を表面に施した「kome-kami 浮世絵ホワイト」を開発し、これを3月から販売する。
「kome-kami」は、加工・流通段階や一般家庭で食べられなくなった米、廃棄される災害用備蓄米などを活用し、機能性を付与した紙。
販売の際には、売上の1%をフードバンクに寄付し、「CO2とフードロスを削減し、困りごとを抱える方をサポートする」ことを目標としている。
「kome-kami 浮世絵ホワイト」は、浮世絵の伝統を受け継ぎ、現代の印刷や加工に合った形で再発明した紙素材。表面に、お米を原料の一部に使った塗工液「コメグロス」を施すことで、CO2削減と資源循環に貢献するという。
印刷面は、鮮やかな発色とキラメキがあり、強度のある厚い規格もラインナップ。冊子だけでなく多様なパッケージに対応する。
通常の紙で使用される強度と発色を向上させるために薬品を米で代替した「コメグロス」を塗工。これにより、1ロット(6トン)製造時のCO2排出量を、約104kg削減させた。
kome-kamiサイト
https://foodlosspaper.com/kome-kami
浮世絵ホワイト
https://foodlosspaper.com/kome-kami_ukiyo-e_white
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