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日本PR協会は「PR活動ガイドライン」を一部改訂 ステマ規制や生成AIの活用などを追加 

【2025年7月1日】日本パブリックリレーションズ協会はこのほど、広報・PR業務での行動基準を定めた「PR活動ガイドライン」を一部改訂した。

改訂の主なポイントは、ステルスマーケティング(ステマ)規制や生成AIの活用に関する対応、人権尊重および法令順守への配慮強化など、近年の社会環境の変化を踏まえた内容となっている。

同ガイドラインは、2016年の協会倫理綱領の全面改訂を受けて2019年に策定されたもので、PRパーソンが「相互理解と合意形成」「信頼関係の構築」などの活動目的を実現するための行動指針として機能してきた。今回の改訂では、生成AIの活用における透明性の確保や、広告・宣伝と編集コンテンツの明確な区別の徹底なども盛り込まれ、時代に即した実務対応を促している。

同協会では、今後も公式サイトや刊行物、セミナー等を通じて、改訂内容の周知と実務への浸透を図るとしており、業界全体に対して適切なPR実践の促進を呼びかけている。

「PR活動ガイドライン」
https://prsj.or.jp/about/pr-guideline/

 

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