【2018年12月21日】朝日新聞社は2019年1月8日(火)から、世界各国約160の海外紙の印刷・販売サービスを開始する。
同サービスでは、北米の約20紙、中南米の約10紙、欧州の約80紙、東アジアの約10紙などを、火曜~土曜日の朝、指定の場所に日本の朝刊と同じ時間帯に配達する。
価格は1日1部500円~。
印刷は朝日新聞本社内に設置されているデジタル印刷機「Océ ColorStream 3700Z」で行い、少部数に対応する。
このため、各国から空輸で取り寄せている新聞に比べて、2日以上早く届けられるケースもある。
配達エリアは、開始当初は東京都千代田、中央、港、新宿、渋谷、文京の各区と、台東区の一部を予定している。
このサービス開始にあたり、朝日新聞社は海外紙を配信する「DigiNewsPress」社(オランダ)と国内独占販売契約を結び、同社が提供するタブロイドサイズの海外紙の紙面データを受信し「Océ ColorStream 3700Z」でプリントしていく。
主な取り扱い紙は以下の通り。
【北米】Washington Post、Los Angeles Times(USA)、National Post(カナダ)など約20紙
【中南米】Agora(ブラジル)、La Jornada(メキシコ)など約10紙
【欧州】The Observer(イギリス)、Le Monde(フランス)、Die Welt(ドイツ)など約80紙
【東アジア】The Hindu(インド)、Bangkok Post(タイ)、The Manila Times(フィリピン)など約10紙
【西アジア、アフリカ】Al Ahram(エジプト)、Al Bayan(アラブ首長国連邦)など約20紙
【豪州】The Australian(オーストラリア)、The New Zealand Herald(ニュージーランド)など約10紙
サービスに関する問い合わせは朝日新聞社製作本部(digital-print-dr@asahi.com)、購読に関する問い合わせは、㈱東京都ASA連合会(電話0120-30-4059、平日10:00~17:00、メール digital-print@tokyo-asa.com)、もしくは全国各紙を取り扱う全販(電話03-5226-5450、平日9:00~17:00、メール info@zempan-group.co.jp )まで。
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