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「シリーズ デジタルプリント」第3回 |リコー・前編| 魅せる工場で実機を体感


【2017年2月27日】昨年、ドイツで開催された世界最大の印刷関連機材展「drupa2016」。
印刷機メーカーからはデジタル印刷機について多くの提案があった。
「シリーズ デジタルプリント」では、印刷機メーカーを中心にデジタルプリントにかかわる企業を取材し、デジタルプリントについて現状や将来を明らかにしていく。
第3回は昨年11月、東京に新たなショールームをオープンしたリコーについて、このショールームを中心にレポートする。

リコーが昨年11月16日、東京都大田区平和島にオープンした「RICOH Customer Experience Center(リコーカスタマーエクスペリエンスセンター、リコーCEC) TOKYO」。

リコー カスタマーエクスペリエンスセンター

リコーグループ内向けのカタログやチラシ、POPなどの印刷物をプリントする工場としての機能を持つと同時に、ユーザーに対して「魅せる印刷工場」としての側面を持つ。
その工場を訪問し、同社のデジタル事業の今と今後を探った。

 

本拠に東京にデジタル系のショールームをOPEN

「リコーCEC」は2014年の英国での設立が最初で、デジタル系のショールームとして欧州のユーザー向けに開設。その後、米国やタイなどにも同様の施設が開設された。
同社では欧州、北米、東南アジア、本拠地である日本を4極というエリア分けをしており、東京でのオープンにより、すべてのエリアでデジタルプリントに関する実機による詳細な提案が可能になった。

リコー カスタマーエクスペリエンスセンター

リコージャパンCP事業部の宝槻洋司PICグループリーダーは「世界4エリアにはそれぞれ地域特性があり、リコーCECもそれぞれ展示内容などが異なる」と話す。

リコーCEC TOKYOではどのような設備があるのだろうか。
まずはデジタル印刷機としてフラグシップにあたる、水性顔料インク採用のインクジェット連帳機「RICOH Pro VC60000」が設置されている。

「RICOH Pro VC60000」の仕様は、解像度1200dpi×1200dpi、最高印刷速度150m/分(2,020ページ/分)、対応用紙幅は165mm~520mm、最大プリント領域幅507mm。
リコーCEC TOKYOに設置されたのは、両面構成で、アンダーコートユニットや検査装置も装備している。

リコー カスタマーエクスペリエンスセンター

このほか、カタログなどをプリントできる電子写真方式のデジタル枚葉印刷機「RICOH Pro C9110」や、ポスターや屋外広告を出力する大判インクジェットプリンタ(IJP)「RICOH Pro L4160」などを設備している。

リコー カスタマーエクスペリエンスセンター

後加工機は「綴じ機」「スリッター」「ダイカッター」などを一式そろえており、デジタル印刷でのプリプレスからポストプレス、仕上げ、出荷までの流れを一貫して見せられる。

リコー工場 023

「シリーズ デジタルプリント」第3回 <リコー・後編>につづく

 

<RICOH Customer Experience Center TOKYOの概要>
所在地 : 東京都大田区平和島6-5-18
RICOH Customer Experience Center TOKYO
http://www.ricoh.co.jp/pp/cec

問い合わせは(☎03-5767-9886)まで。


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