【2025年2月14日】沖電気工業(OKI)はこのほど、リコーと東芝テックが複合機の開発・生産を行う合弁会社エトリア(ETRIA)への参画を決定した。
エトリアは両社が2024年7月1日に設立した会社で、プリンティング業界で開発や生産体制を統合し、商品の企画・開発から、原材料や部品などの調達、生産などの最適化を目指している。
同合弁会社への参加はOKIで3社目となる。
今回のOKIの参加により、エンジン(複合機・プリンター内部の機構)開発力の強化やLEDプリントヘッド技術活用による小型/省資源・省エネルギー型商品の開発、共通化によるコストダウンの推進などが可能。
OKIは会社分割により複合機等の開発・生産に関する事業をETRIAに統合。ETRIAに対する3社の出資比率は、リコー80.74%、東芝テック14.25%、OKI5.01%となる。
また、この事業統合により東芝テックのETRIAへの出資比率は15%から14.25%となり、ETRIAは東芝テックの持分法適用会社から外れることとなる。
今後、ETRIAの持つキーパーツ・材料などを共通活用、新たな事業創出のための技術・商材の獲得
OKIのLEDカラーラベルプリンターの取り込みによる Auto-ID事業との相乗効果を目指すという。
名称:ETRIA(登記名称:エトリア株式会社)
所在地:神奈川県横浜市西区高島1丁目2番5号 横濱ゲートタワー 16階
代表者の役職・氏名:代表取締役 社長執行役員 中田克典
事業内容:事務機器・産業機器・光学機器、及びその周辺機器・消耗品等の開発・生産・販売等
資本金:500百万円
決算期:3月末日
出資比率:リコー:80.74%、東芝テック:14.25%、OKI:5.01%
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