【2022年5月23日】プラグは、老舗缶メーカーの側島製罐の初めての消費者向け商品の開発プロジェクトを支援し、このほど、1 年半の開発期間をかけた新商品プロジェクトを公開した。
プラグは、デザイン開発とマーケティング・リサーチで年間 200 商品以上の商品開発に携わる企業。
一方の側島製罐は、創業 116 年の業務用の缶を作り続けてきた老舗メーカー。直近の売上は廉価な中国製品の台頭などにより、20 年前の 3 分の 1 以下になっていた。
今回は事業再構築のために、消費者向けの自社商品を開発し、会社の新たな柱を作っていきたいとの相談があったことからプラグが支援を行った。
開発されたのは、こどもの大切な思い出を保管し、親子の絆を深めてほしいと願う缶「Sotto」。子供を見守る動物親子のイラストが描かれており、「あの日のこともこの日もこともいつか一緒におしゃべりしようね」のコピーが添えられている。
サイズは縦 31.3× 横 23.2× 高さ 10.0cm、価格は2700 円(税別)。
プロジェクトでは、プラグの代表とデザイナー4 名がメンバーとなり、アドバイスや提案を行った。
支援は、競合分析やマーケティング計画、コンセプトへのアドバイスから、クリエーターの発掘・選定、ロゴ、コピー、デザインなどで、支援は多岐にわたるものとなった。
商品開発では、側島製罐らしいストーリーのある商品企画が作りだすまでに最も多くの時間をかけ、他の会社では出せない商品を生み出した。また、商品開発で、コンセプトやネーミング、デザイン、生産数量、販売方法などの決定事項が非常を、企画主旨に立ち戻りながら判断していった。
さらに、今回の商品開発プロジェクトでは「出来ない」という言葉を 2 回目の打合せから封印して行うなどのユニークな取り組みもあったという。
側島製罐 石川貴也氏
30 人程度の小さな会社で商品開発部やマーケティング室などもなく、これまで缶を作ることだけを生業としてきた弊
社としては、自分たちでゼロから企画するプロセスは非常に苦しいものでしたが、自分たちの手で少しでも世の中を良く
することがしたいという想いで 1 年半の大きな挑戦をやり切りました。
ただ言われたものを言われたとおりに作る下請け会社ではなく、自分たちが世の中に対して当事者意識を持ち、もっと明るい未来が作れるように、側島製罐では社員みんなでこれからも新たな挑戦を続けていきたいと考えています。
プラグ代表 小川亮氏
中小企業が今までの受注産業から脱却し、新しい顧客に向けて新しい商品を開発し市場を作っていくことは、今の日本にとって、とても大事なことだと思います。経営資源の限られる中小企業の新商品開発の中にはいくつもの壁が立ちはだかり、途中で中止になるプロジェクトもたくさんあります。それでも、中小企業が新しい顧客に新しい商品を出すことには大きな価値があると思うのです。
新商品開発のメリットは売上や利益の増加はもちろんですが、会社のスタッフのやる気やチームワーク、1 人 1 人の自信、そして、お取引先様からの期待や印象といった数字に見えないものが大きく変わっていきます。それがまた次の挑戦につながっていくと思います。
側島製罐通販サイト「SOBAJIMA」
https://sobajima.thebase.in/
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