【2022年5月16日】Tooは、カルビーの商品パッケージの校正作業を一部自動化する「Too AI SUITE」導入事例を公開した。
TooAI SUITEは、パッケージ・ドキュメント制作の業務で発生する課題を改善するソリューション。ユーザーの要望に合わせてカスタマイズするため、業界や企業独自のルールにも対応できる。
カルビーは2019年、TooAI SUITEを利用した独自のシステムの開発検討を開始。
同システムは「Calbee Automatic Proofreading System」の頭文字をとってCAPSと命名され、2021年夏からポテトチップスなどのピロー包装商品での利用を開始した。
同社は、CAPSによる正確な判別や校正工数の削減。システム構築時におけるTooの技術力を高く評価し、同事例を公開した。
2022年4月からは、シリアル食品である「フルグラ」にも対象を拡大し、さらに校正業務の効率化を目指す。
カルビーDX推進本部 DX推進部 部長 森山正二郎氏
パッケージチェックにかかる人的工数ですが、CAPSチェックをおこなう代わりにチェック人数を見直すなどして、対象商品ではおおよそ3割ほど削減されたのではないかと思います。今後も運用の定着状態を見計らいながら、さらなる工数削減を検討していきたいと考えています。
今後はカルビー内でCAPSを使ったパッケージチェックの運用をしっかりと定着させ、チェックにかけている人の工数を本来のクリエイティブな仕事の時間へ転換しつつ、表示ミスの流出リスクの削減も目指していき、お客様への安全安心レベルを格段にアップさせることができればと考えています。
カルビー TooAI SUITE導入事例
https://www.too.com/fun/case/too-ai-suite/calbee.html
製品の詳細
https://www.too.com/product/too-ai-suite/
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