【2016年7月15日】メディアテクノロジージャパン(MTJN)は7月14日、同社本社ショールーム「ホワイトカンバスMON-NAKA」で「TrendSeminar2016 Summer」を開催した。
同セミナーは7月11日仙台市開催を皮切りに、全国11拠点での開催を予定しており、1000人以上がすでに参加を申し込んでいる。
東京開催ではMTJN社員など4氏が講演した。
まず、営業本部ソリューション統轄部の山岡 拓也が「drupa2016報告」を行い
「drupa2016は入場者数が前回から約5万人減の26万人になった。これは欧州情勢の不安などの理由が大きい。テーマは分かれたが『インクジェット3.0』と呼ばれるなど、インクジェット(IJ)印刷機の用途拡大などが目立った」
と話した。
また、動画で「ランダ」「HP」「ハイデルベルグ」「コニカミノルタ」「キヤノン」などの会場での様子を動画で紹介した。
SCREENの展示内容については、テーマを「印刷のあたりまえを変える」とし、さまざまな機器やサービスを展示した
今回の目玉は「EQUIOS」で、これまでのRIPから「ソリューションプラットフォーム」へとシステムを進化させた。「EQUIOS ART」は印刷関連の画像処理を改善、「EQUIOS UX」はインターフェイスを向上するなどの役割がある。
また、トランザクション用水性IJ印刷機「Truepress Jet 520NX」や、「Truepress Jet 520」用のコート紙対応インクを参考出品。
シール・ラベル用では「Truepress JetL350」、大判IJPでは「Truepress JetW3200UVⅡ」、CTPでは「PlateRite」シリーズの最新モデルなど、数多くの印刷関連機器を出品した。
グループやパートナー企業からはIncaOnsetシリーズのワイドフォーマットIJ「X3」、枚葉デジタルエンボスシステム「ScodixE106」などの出品を報告した。
このほかのテーマと講演者は次の通り。
「ソリューションプラットフォーム『EQUIOS』の進化」(SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズGA統轄部 吉川 政志副参事)
「drupaに見るデジタル後加工の動向とデジタル箔使用事例」(MTJN営業本部ソリューション統轄部 佐々浦 映展担当副部長、ゲイン 杉山 伸一社長)
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