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関東フォーム工業会 2025夏季講演会・懇親会を開催 フラッグフットボールJAPAN責任者・廣田氏が講演 「目的の力」

【2025年8月22日】日本フォーム印刷工業連合会と関東フォーム印刷工業会は、東京・ホテル椿山荘で「2025年夏季講演会・懇親会」を8月21日に開催した。

 

講演会

講演会には、2028年ロサンゼルス五輪で追加競技に採用されたフラッグフットボールの責任者である廣田慶氏(公益社団法人日本アメリカンフットボール協会専務理事、JOC認定ハイパフォーマンスディレクター)が登壇。「『目的の力』フラッグフットボールJAPANのチームビルディング~2028年ロス五輪への挑戦~」と題して講演した。

廣田氏は、五輪出場を目指すフラッグフットボールJAPANの取り組みを紹介し、チーム全員が同じ目的を持って結束し、最高のパフォーマンスを発揮する「チーム力」をテーマに語った。その上で、今後必要となる若者の人材育成や、多様性を活かした組織づくりの重要性を強調した。

フラッグフットボールでは、タックルなどの身体接触の代わりに腰から下げたフラッグを取ることで、攻撃を防御するスポーツ。日本は2028ネ年に行われるロス五輪への出場が決まっており、メダルを目指し強化を進めている。

広田氏はこの強化に当たり、「目的の力」を強調。イソップ同派の「レンガ職人」の話を引き合いに、「タダレンガを積むものは苦しく、歴史に残る大聖堂をつくると思っている職人は仕事を楽しむ」と述べ、目的の力は人を強くすると話した。また「目的=目標+意味」とし、利他の心から湧き上がる圧倒的エネルギーとチームで挑む大切さを説いた。

 

懇親会

続いて行われた懇親会には100人以上が参加。
冒頭、関東フォーム工業会の松本康宏会長が感謝の言葉を述べた後「昨今はネガティブな話が多いが、先ほどの廣田先生の講演を各会社に持ち帰って実践をできれば、今年の年末あるいは年度末にいい話が皆さんでできるかなと思っている」とあいさつした。

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