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【行った気になる展示会レポート】「第97回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2024」 街角配布のノベルティーが復活傾向

【2024年2月9日】「第97回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2024」が2月6日(火)から8日(木)の3日間、東京ビッグサイトで開催された。
主催はビジネスガイド社。

同イベントは日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市。
今回のテーマは「ギフトの魔法で愛を贈り、世界の輪を拡げようPartⅡ」で、出展社数は2,939社(海外16の国と地域から325社、同時開催展含む)だった。

同時開催は「第15回LIFE×DESIGN」「第35回グルメ&ダイニングスタイルショー春2024」「
TOKYO International Gift Show LIVING & DESIGN2024」。

今回は雪の影響などで速報できなかったため、少し感想なども含めて、「行った気分になれる」レポートをお届けしたい。

 

レポート

「コロナが開けたな」と感じるのは、街角で人と接触して配布されるノベルティーが復活しつつあるということ。
その代表格が四国団扇のブース。団扇はコロナの前には良く夏場に配られており、冬春のティッシュと2大ノベルティーといっても良いものだった。
しかし、コロナでは手配ばりによる配布自体がなくなり、大幅に需要が落ち込んだ。
今回同社では、「2本骨の扇団うちわ」を新製品として紹介。厚めの紙に扇子の中骨を2本使用、これだけで全体を支え、持ち手にもなることでコストダウンしている。木材の中骨は、最近の脱プラに対応したもので、配布する企業にとってもうれしい改良だ。
従来品では、中骨3本の製品も販売しており、ユーザーの希望によりこちらも選択可能という。

エッグンワークスは、「アートノートブック」を展示した。
この「アートノートブック」は、同社が運営するアートプラットフォーム「エッグンミュージアム」に、一般のアーティストから投稿されたアート作品を、ノートの表紙として商品化したもの。
その表紙は、材質や印刷方法などがそれぞれ異なるなど、アートの名にふさわしいこだわりのデザインとなっている。

表紙の材質は和紙をはじめ、フェルトやアルミ蒸着紙などさまざまで、印刷方法もオフセットはもちろん、活版印刷の特性を利用し押し跡がついたものまである。 
オリジナルを作成することも可能で、200部から。
担当者は「日記や講義ノート、メモなどさまざまに使用されている。派生商品の御朱印帳もある。アマチュアの方からのアート投稿も受け付けているので、ぜひ参加してほしい」と話す。

エッグンミュージアム
https://www.eggnworks.jp/

大阪シーリング印刷は、同社が運営する「シールマーケット」で買える商品を多数展示。
「推しごとシール」は写真やカードのデコレーション兼保護シール、「カップtops」はアイロンでヒートシールできる蓋状の製品。名古屋外国語大学世界共生学部(愛知県日進市)の学生との共同企画により製品化したもの。
「HITOKOTOAnimals」は、動物型の付箋で本やノートにひっかけて使用できる。
BtoBの仕事がほとんどの同社だが、仕掛けのあるアイテムやキャラクターを使った商品などをつくり、一部コンシューマをターゲットにしたビジネスにも進出し始めている。

DIPalettoは、旧社名が「第一印刷所」。今回社名変更後の初出展となる。
は「き・ざ・む」で出展。「き/ざ/む(KIZAMU)」はレーザー加工機を使用した紙加工商品で、ラベルや箱などでつかわれる抜型では不可能な繊細な装飾に対応する。
その見た目などから、観光地などで実績が増えている。

また、他社ではなかなかできないB2判の製本をサンプル展示。UV硬化型プリンタとレーザー加工機を組み合わせたて作成したアクリルスタンドなども紹介した。

シンメイは、1枚の紙を折ってカップをつくる「おりがみカップ」を出品。
同社は食品包材や食品容器などで知られる会社。今回は食品から離れて、ユニークなカップを展示。植木鉢や小物入れ、菓子入れなどを模したサンプルを紹介した。

今回のギフトショーだが、明かな傾向も見えず、正直言っておもしろいものが少なかったと感じる。
新型コロナウイルス感染拡大後は、マスクや消毒薬、体温測定器などの展示といった明かな傾向があったが、今回はそういったものが見られなかった。
わずかに見えたのが、四国団扇などの配布型ノベルティーの復活くらい、コロナ明けの様子見市場が続きそうだ。

 

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