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大日本印刷 雑誌レイアウトをAIで自動化 ブランドイメージあった高度なデザインも可能に


【2019年7月12日】大日本印刷(DNP)は、エー・アンド・ユーおよび新建築社と共同で、雑誌の原稿となる画像とテキストを入力すると、その内容や雑誌の持つブランドイメージにあった誌面レイアウトを、AI(人工知能)を活用して自動生成する技術を開発した。

 

自動生成~ブラッシュアップ可能

3社はこの技術を7月27日発売の雑誌「a+u」(エー・アンド・ユー、Architecture and Urbanism、建築と都市)(株式会社エー・アンド・ユー発行)8月号のレイアウト制作の一部に活用している。

■レイアウトパターン 1

■レイアウトパターン 2

レイアウト自動生成技術により、入力した画像・テキストから複数のデザインパターンを提示。編集者は、提示された内容をもとにレイアウトをブラッシュアップする。

 

AIで「らしさ」も出せる

開発の背景には、編集者のノウハウや暗黙知の共有がある。
編集作業で行われていた記事の内容や文字数、画像サイズなどの検討。固有の“雑誌らしさ”を出すレイアウトをAIにより継承し、さらに今までにない新たな誌面の追求にも応えるという
今回、DNPは雑誌「a+u」の過去15年分の誌面データをAIに学習させ、その“雑誌らしさ”をスコア化するモデルを開発。このモデルを活用し、テキストと画像のデータを入力することで、雑誌のブランドイメージに合った誌面レイアウトが自動的に提示されるようにした。

また、写真の配置や文字組などが非定型で自由度の高い雑誌レイアウトにも対応。あらかじめ定められたテンプレートに、画像や文章を流し込む自動組版技術とは異なり、高度な誌面が重視される雑誌用にも、多様なレイアウトを生成できる。

さらに蓄積したデータから、その“雑誌らしさ”を評価スコア化し、AIがどの部分に着目したかを色で表示する「ヒートマップ」としての提示も可能。

今後、3社は同技術を雑誌「a+u」に本格的に活用し、誌面レイアウト自動生成システムの実用化を図る。
またDNPは、雑誌・書籍に限らず、パンフレットやカタログ、広告などへの利用も想定した、AIを活用した出版・編集支援サービスの構築を目指していく。

 


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