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「ねぶた」をサステナブルな名刺入れにアップサイクル ポックが「貼り箱」の技術を提供

【2023年6月29日】ポックはこのほど、これまでのサステナブルパッケージ開発の知見を活かし、読売広告社が運営・開発する「シビックプライドアクション:青森のねぶたをアップサイクルした名刺入れ制作」の企画・製造パートナーとして参画した。

ポックは、サステナブルなパッケージをつくれるサービス「POC(ポック)」を開発・運営する会社。
「POC」は、ユーザーがサステナブルなオリジナルパッケージをつくれるプラットフォーム。パッケージ制作の構想から納品までのすべてをサポートし、次製造工場への直発から納品までを、比較的安価に短い納期で実現できる。今回は、高級パッケージに使用される貼り箱の技術を応用し、商品の作成に協力した。

「シビックプライド」とは、「自身が住む、または生まれた都市に対する市民の誇り」を表す言葉。
読売広告社の「CIVIC PRIDE ACTION(シビックプライドアクション)」では、「シビックプライド」を形にし、身につけられるプロダクトとして生まれ変わらせている。
また、全国の地域にある文化や伝統といった「シビックプライド資産」を活用したプロダクトを制作する。

 

今回はこの第1弾として、読売広告社、青森県の竹浪比呂央ねぶた研究所、ポックの3社で「ねぶたのかけら」を使った名刺入れを制作した。
「ねぶた」は、祭りが終わると解体され、産業廃棄物として捨てられてしまう。この「ねぶたのかけら」を彩色和紙の希少な端切れを素材として、名刺入れへとアップサイクルした。

製造では、全て形も大きさも違う「ねぶたのかけら」に撥水加工を施した後に、一つひとつ丁寧に形を整え・折り込み・貼っていく。
その形状の設計と、細部にまでこだわった製造には高級パッケージによく使われる貼り箱の技術を転用している。

読売広告社の「CIVIC PRIDE ACTION」
https://civic-pride.com

ポック
https://poc-inc.jp

 

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