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コニカミノルタジャパンの多言語通訳サービス「KOTOBAL」 新機能「リアルタイム通訳」の提供を開始 AIで言語自動切換え可能に

【2024年7月22日】コニカミノルタジャパンはこのほど、多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」で、AIを活用し円滑で自然な会話を実現する新機能「リアルタイム通訳」の提供を開始した。

この新機能により、訪日外国人観光客が増加しているホテルや旅館などの宿泊施設の受付業務や、外国人住民の対応ニーズが増加している自治体の窓口業務を支援する。

「KOTOBAL」は、32言語に対応しているAI通訳(機械通訳)とヒト通訳が選べるハイブリッド型通訳サービス。通訳された言語は透明ディスプレイに表示され、人に依存せずに訪日外国人との円滑なコミュニケ―ションが可能という。

新機能「リアルタイム通訳」では、話した言語をAIが自動で判別して通訳し、透明ディスプレイの両面に表示させる。これにより、発話者が変わるたびに発生していた言語切り替えと画面の向きを変える動作が不要となり、タイムラグが大幅に減少する。
受付スタッフにとっては反転文字を読み解く負荷がなくなったことで心理的負担が減り、訪日外国人にとっては対応スピードが速くなることで満足度が向上する。

今回のリリースに先立ち、京王プレリアホテル札幌で実証実験を行い、外国人宿泊客との総会話量は約3倍に、外国人からの発話割合は約22%増加した。
ユーザーからは「言語切り替え動作がなくなったことで発話のハードルが下がり、気軽に話をしていただけるようになった」や「会話のスピードが向上したことで対応も速くなり、次のお客様を待たせる時間が減少した」などがあった。
また、会話を遮る動作がなくなり話に集中できることで、発話する内容の精度が向上し、翻訳の正確性が向上したという効果もあったとしている。

KOTOBAL製品サイト
https://kotobal.konicaminolta.jp/New Window

 

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