【2019年11月15日】「PrintingUnited2019(プリンティングユナイテッド2019)」は10月23日~25日の3日間、米国テキサス州ダラスのケイベイリーハッチソンコンベンションセンターで開催された。
「SGIA」から名称変更。今年から、デジタル印刷やパッケージ印刷、ラベル印刷などの特殊印刷と、これに関わる前後加工機などを展示に取り入れ「特殊印刷の総合展」に変貌を遂げている。
レポート⑤では、カッティングプロッタ―などの後加工機を中心に紹介する。
※詳細レポートは別途販売いたします(多くの機器の販売台数、価格などをレポートしています)
問い合わせは(info@p-prom.com)まで。
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◇Intec
Intec(米国)の新製品、小型カッティングプロッタの「ColorCutASF8000」は、給紙装置や搬送装置、スタッカーの付いたマシン。枚葉の小さな用紙を自動でカットできるので、デジタル印刷の後加工用に適している。今回のプリンティングユナイテッドの傾向、デジタルによる特殊印刷と後加工関連製品という目的に合致したマシンと感じた。
◇トロテック
トロテックは新型のオプションを紹介。オプションは「Speedy300」に搭載して円筒形の対象物を回転させながらマーキングする装置。
実演ではタンブラーへマーキングし、多くの来場者の注目を集めた。アメリカではこのタンブラーがそこかしこで売られており実際にオフィスでも使用されている。SDGsの浸透でマイカップ、マイタンブラーの需要は大きくなっている。
◇Summa
Summa(米国)はレーザーカッティングプロッタの新製品「America L3214」でテキスタイルのカットを行った。
3.2 m幅のフラットベッド機で、カバー付きというユニークな形。速度は毎時400㎡。
◇ZUND
ZUNDは各種カッティングプロッタを展示した。
「G3 3XL-3200」はFREEMANのニックネームの通り、メディアの置き方が適当でもトンボとQR、エッジを読み取りカットしてくれるマシン。メディアをそろえて配置する手間がなくなり、作業効率は大幅にアップする。省力化も大きなテーマで、米国でも人手不足、もしくは雇用のリスクを排除したいという要望は強い。
このほか「S3」ではシールをカットしロールtoロールで巻き取り、「D3」は搬送して折り目を付けて箱を作成していた。
◇UNIVERSAL
UNIVERSALのレーザー加工機「ILS 12-75」は加工領域が1219×610mm。アクリルカットや、木材へのマーキングなどさまざまな加工に活用できる。
レポート⑥はTシャツやグッズ作成について報告する予定。
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