【2016年9月3日】「サイン&ディスプレイショウ2016」が9月1日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。開催は今日9月3日(土)まで。
同展示会は看板、案内板、表示板などのサインや、広告・展示用装飾などのディスプレイに関する資機材、サービスの見本市。今回は140社以上が出展し、最新の製品を展示している。展示品はインクジェットプリンタ(IJP)と関連のインクやメディア、カッティングプロッタやレーザーカッターなどの加工機、LEDや樹脂・金属材料といった看板・電飾関連の部材など。
プリント&プロモーションでは、開催中の「サイン&ディスプレイショウ2016」について速報をお届けする。
速報3では加工機やメディア、その他サービスに関しての展示を紹介する。
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コムネット(ブース:135)は、SEI社のレーザー加工機「Mercury609」を展示し、アクリルカットのデモンストレーションを行った。
SEI社のレーザー加工機はアイスメルトカットと呼ばれる滑らかで美しい切り口が特長。
IJPと組みあわせて、グッズ作成などで活用されている。
資機材商社の桜井(ブース:52)もレーザー加工機のエントリーモデル「HAJIME」を出品した。同機は約60万円のレーザー加工機で、シンプルなデザインと操作性が特長。
担当者は「入門機でレーザー加工を知っていただき、次へのステップにしていただきたい」と話す。
また、アーキテクチュアルフィルム「WINCOS」を展示。同製品は角度によって透明やすりガラスなど変化する機能があるウインドーフィルムで、透明窓を装飾できる。
レーザー加工機ではこのほか、レーザーコネクト(ブース:108)がEPILOG社やLASER LIFE社のマシンを展示している。
IJP用のメディアでは、オラフォルジャパン(ブース:42)が、カーラッピングを実演。自動車をマット調に演出した。
リンテックサインシステム(ブース:141)は、自社のメディアに加えて、グラフテックのデジタルラベル印刷機「LABEL ROBO(ラベルロボ) LCX1000」を展示した。
「LABEL ROBO」は少量のラベル印刷向けで、連番などの可変データのプリントに適している。
担当者は「外国人観光客の増加、2020年の東京五輪に向けて、ピクトグラムのデザイン変更などがある。切り替え時にこの印刷機を活用してほしい」と話す。
昭和書体(ブース:127)は、「毛筆フォント集」を展示した。同社のフォント集は、一人の書家が書き上げたもので、55書体以上を用意している。
書体はサインはもちろん、POPやメニュー、大相撲の優勝記念額まで多彩な活用のされ方をしている。
ブースでは、「お試し版8書体」のサンプルCDを配布している。
サイン・ディスプレイ業者の出展では、ミケランジェロ(ブース:24)は、40種類以上のプリントサンプルが入った「サンプルブック」を配布。
原町サイン(ブース:130)は、自社の豊富な出力・施工事例を紹介し、出力物を保護する「グラスコートS」などの技術もアピールした。
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