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印刷技術懇談会1月例会 「2016年のデジタルプリンティングの動向とKOMORIの戦略」 吉川武志氏 Landa(ランダ)についても言及①


【2016年1月20日】印刷技術懇談会は1月15日、「1月例会」を東京都中野区の東京工芸大学で開催し、約60人が参加した。
今回は小森コーポレーション営業統括本部DPS営業推進本部の吉川武志マーケティング専任部長を招き、「2016年のデジタルプリンティングの動向とKOMORIの戦略」と題した講演を行った。

印刷技術懇談会 1

IGAS2015を総括
「IGAS2015」では、オフセット印刷が高感度LED-UV乾燥システムにシフトした印象がある。
デジタル印刷はインクジェット(IJ)が本格化。当社もコニカミノルタと共同で開発したB2判サイズのUVインクジェット印刷機を展示した。
他社ではIJラベル印刷機も多数展示された。この業界もどんどん小ロット化しており、損紙をなくせるコストダウンと環境負荷軽減を目的にデジタル印刷機が選ばれている。

後加工にもデジタル化の波が来ている。デジタルニスコーティングや箔押し機、レーザーダイカッターがそれだ。
デジタルパッケージが拡大し、ラベルやカートン、軟包装などがその方向に進んでいる。
また、印刷システムと後加工のデジタル連携も盛んに行われている。


デジタル印刷市場動向
オフセット印刷機は売れている台数が非常に少ない。
一方、HPのIndigo10000が世界で200台、30000は30台導入されているという。
日本でも10000、20000、30000の全てが導入されている。
B2デジタル印刷機は2019年までに約700台の導入が予測されている。その時点ではインクジェット方式が電子写真(EP)方式の台数を逆転すると考えられている。
当社ではオフセットで培った技術をデジタル印刷機で活用する。それを連携させるのは「CMS」と「ネットワーク」の2つのソリューションだ。

「Impremia IS29」について
当社ではコニカミノルタとのOEMで「Impremia IS29」を開発した。同機は世界で初めて本紙を両面ワンパスで刷れるUVインクジェット(IJ)デジタル印刷機だ。
他社は本紙表面に前処理をした専用紙が必要なものや、IJでも水分を飛ばすのに20分かかるものなど運用面で課題のあるケースが多かった。

印刷技術懇談会2

「Impremia IS29」はこれらの課題をLED-UV乾燥を使い解決している。このため、特殊原反など用紙本来の風合いを生かした印刷が可能だ。
製品は今後、drupaに出展される予定。発売は2016年春を予定。

◆印刷技術懇談会1月例会②「ランダの目指すもの」へ続く


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