【2021年7月9日】「デジタルサイネージアワード2021」はこのほど、受賞作品を発表した。主催はデジタルサイネージコンソーシアム。
「デジタルサイネージアワード」は、公募したデジタルサイネージ媒体や作品の中から優秀なものを表彰し、デジタルサイネージ市場の活性化を目指すコンペティション。今回で13年目となり、7月3日に受賞作発表会が行われた。
2021年度は、特設部門として未来を先取りしていたデジタルサイネージをあらためて表彰する「未来先取り部門」を新設した。これは2017年1月以降に公開され、応募の機会を逃していた作品やあるジャンルでトピックスやベンチマークとなった作品を、改めて選出・表彰する部門。
作品募集は、2021年4月27日(火)~2021年6月11日(金)にデジタルサイネージコンソーシアムサイト上で行い、6月にWEB上で行った審査会で、グランプリと準グランプリ各1点、未来先取り部門賞2点、優秀賞8点を選出した。
グランプリ「新宿ウォール456」「J・ADビジョン新宿駅東西通路」
https://digital-signage.jp/openevent/award/dsa2021-shinjuku13/
このサイネージは、世界最大の乗降人員を誇るJR新宿駅の東西自由通路に設置された空間ジャック演出ができる媒体。
「新宿ウォール456」は、H1.7m×W45.6m、「J・ADビジョン新宿駅東西通路」は70インチ×25面の規模があり、新宿の新たなランドマークとなっている。
審査員は「新しい人流を作った新宿駅東西自由通路に出現したインパクトのある空間。45.6m幅のLEDは、サイズ・スペックともに圧巻であり、照明・音響も使った演出も高評価。駅の価値向上と広告ビジネスという異なる目的を持つ事業者が初めて共同で空間開発に取り組んだ事例として、将来の可能性を感じさせる。サイズを活かしたふんだんなコンテンツが待ち望まれる」と評価している。
準グランプリ「すしで、笑おう 渋谷ジャック企画」
https://digital-signage.jp/openevent/award/dsa2021-sushi14/
この作品は、スシローの広告で、コロナ禍で影響を受ける今こそ「今日はおすしにしよう」の一言で、笑顔が生まれるとコンセプトから、「すしで、笑おう」をメッセージに放映された。
渋谷スクランブル交差点の大型OOHメディアをジャックしたほか、渋谷駅地下通路のサイネージのワイド25mの形状を活かして巨大回転すしを再現した。
未来先取り部門賞 「THE OUTLETS HIROSHIMA 神楽時計」
新設の未来先取り部門賞は「THE OUTLETS HIROSHIMA 神楽時計」が受賞した。
このほか、の受賞作品は以下から。
デジタルサイネージアワード2021受賞作品一覧
https://digital-signage.jp/openevent/award/2021winner/
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