【2015年5月30日】ORIKEN揚揚セミナー達人シリーズ「多摩美の佐藤達郎って何者?」が5月25日、文京区湯島・東京ガーデンパレスホテルの隣の「お茶の水エデュケーションセンター」で開催された。
レポート1| ORIKEN揚揚セミナー達人シリーズ「多摩美の佐藤達郎って何者?」
に引き続き、レポート2でもセミナーの内容をお届けする。
これまでのあらすじ
レポート1では佐藤氏はセミナーになぜかギターを持った姿で登壇し、「今宵の月のように」( エレファントカシマシ)を、いきなり熱唱。そこから長いMC(講演)に入り、自らの生い立ちやコピーライターになった経緯、職業観について語った。
佐藤氏は、人間には「自分に比較的向いている仕事」と「向いていない仕事がある」というのが持論。
レポート2は、その内容について深くお話していただくところから…。
日本では働くことに不幸せを感じている人が多い。
ある人がSNSで自分を皮肉って言った言葉だが
「東京の夜景は社畜の残業でできている」
これは名言だと思う。
僕たちの働き方は今のままでいいのだろうか?
自分は「天職」という言葉に惹かれていた
人生は天職を探す長い旅路なのではないだろうか。
僕たちの職業人生は組織に奪われている。
ある一流会社に勤めている同級生が言った言葉は
「上司と勤務地は選べない」
そして、会社というのはなぜか「40代50代がどんどんきつくなる」
広告代理店の場合は、上の役職に上がるための競争は厳しい。
また、上に行くのを諦めて仕事しないと給料を下げられるという生き残り競争が始まる(笑)。
だから、私は
「自分で自分を。経営する」
ということを考えた。
会社に自らのキャリアデザインを預けない生き方だ。
例えば、会社に勤めていても、それは
「たまたま、顧客が一つしかない状態」
だと思うと、非常に仕事が楽になる。
私は「モジュール型ワーキング」を目指し、仕事を細かくモジュール化し、さまざまな仕事を少しずつ専門職としていくことを目指した。
「変わらずにいるために、変わり続けよう」
というのが私の提案で、自分らしく生きるための、フレキシブルでポジティブなキャリアデザインだ。
――4曲目「ひまわりの約束」秦基博――
つづく
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