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【レポート③】「販促・マーケティング総合展【夏】」 不織布、AR、小ロット、デザインetc

【2019年6月20日】「販促・マーケティング総合展【夏】」が6月19日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。開催期間は6月21日(金)まで。

同イベントは、販売促進や店舗運営にかかわる6つの展示会を同時開催。630社が出展し、12,600点の販促品が一堂に集結する。

プリント&プロモーションでは、印刷や店頭サイン、SP品などの出展者を、写真を中心に速報レポートする(社名の後のカッコはブース番号)

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レポート③

イメージマジック(6-45)は、「高品質不織布バッグ」を展示した。
「高品質不織布バッグ」は、不織布バッグへのフルカラープリントを、国内生産で小ロット短納期を実現。さらにバッグ表面へのOPPラミネートにも対応しており、耐水性もある。
これまで、自動車教習所の教材用バッグや、百貨店の催事用、動物園のノベルティーなどで実績がある。

ホクト印刷(6-50)は、画像認識技術とAR搭載アプリを使った印刷物「Polaris(ポラリス)」を提案している。
「Polaris 」ではARアプリをダウンロードしたスマートフォンなどのカメラで、印刷物を取り込むと、ラジコンやアニメのキャラクターが動き出す。
また、カタログや説明書に実際の動きがわかる動画を紐づけることも可能。

スズキグラビア(6-49)は、Indigo6600を使ったデジタル印刷による軟包装を紹介した。
デジタル印刷では少量多品種に対応しており、グラビア印刷が2000m以上のロットであるのに対し、500~1000mの数量に対応できる。
お茶と健康食品での採用が多く、「従来、既製品の袋にラベルを貼って対応していた商品から切り替えた場合に、高級感が出て売り上げが上がったというケースもある」と担当者。

新和製作所(6-53)は、ボール紙を大型のカッティングプロッタ「Kongsberg」で、花のように加工してディスプレイしている。
同社のデザイナーが設計したく新作で、立ち止まって見る来場者が多かった。

サトー(デザインプロモーション、10-80)は、新サービス「デザイン診断」について商談スペースをつくり行っている。
「デザイン診断」は、視線検出などの測定システムを使い、パッケージがデザイン者やクライアントの思った通りの効果を発揮しているかを検証するもの。
商談スペースでの診断は予約制だが、現地でも空き時間待ちで対応している。

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