【2025年3月31日】DNPの「DNP対話支援システム」がこのほど、画像表示機能を追加し、日本航空の5空港カウンターで採用された。
同社は、2024年から「DNP対話支援システム」を提供開始。このシステムでは音声を31言語に翻訳して透明ディスプレイに表示できる。
発注書や納入指示を登録し、リアルタイムで情報を更新する。
今回、新機能として音声認識した単語に関連する画像や動画を表示する機能を追加。対話のキーワードを強調表示し、関連画像や動画を自動提示する。また、自動言語判定機能で、22言語を聞き分けて翻訳できる。これらにより、多言語対応や情報伝達の正確性が向上させた。
採用された空港は、新千歳空港、たんちょう釧路空港、旭川空港、大阪国際空港、関西国際空港の5空港。設置により、空港カウンターでの情報伝達の正確性と即時性が向上し、訪日外国人や耳が聞こえにくい人など、国籍や年齢、障がいの有無を問わず、多様な顧客とのコミュニケーションを円滑化する。
DNPでは、同システムを公共交通機関のほか、観光施設やホテル等に提供。より多くの人が対話や情報の授受をしやすくなる“ユニバーサルコミュニケーション”の促進と、共生社会の実現に貢献していくという。
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