【2021年11月25日】クレアは11月末、クラウド型配信システムに対応した、大画面電子ペーパーサイネージEPSシリーズの第3弾「EPS3」を発売する。
電子ペーパーは、環境に配慮した社会の実現に向けて、低消費電力や視認性の高さから注目されるサイネージ向けディスプレイモニター。液晶パネルと異なりバックライトが不要なため、電力消費を大幅に削減可能。バックライトの発光がないので、目に優しく、周囲の空間を妨げずに落ち着いた雰囲気の表示ができる。また、停電時でも表示を維持し、特に防災情報や災害時などの緊急時に対応したサイネージとしての利用に適している。
同製品では台湾のE Ink社製電子ペーパーを採用している。
「EPS3」は、従来品のHDMI入力機能や豊富なインターフェースはそのままに、同製品ではクラウド型配信用のアプリ「EPS SLIDE EDIT」の搭載により、クラウド型配信システムにも対応した。
これにより、パソコンやスマートフォンのブラウザアプリから、画像の登録、スライドショーデータの作成、配信が可能。
特別なソフトウェアのインストールは必要があなく、スマートフォンからも操作でき、場所を選ばず作業が行える。
機能は、表示コンテンツの登録やスライドショーデータ作成、プレイリストデータの作成、スケジュールデータの作成など。
本体は狭ベゼル設計で、マルチタイリング表示が可能。42インチで、7.5kgと形容で、バッテリー駆動 に対応している。
インターフェースはHDMIのほか、LAN、USB、SDカード、音声出力などがある。
同社では用途を、公共交通機関の時刻表、自治体などの屋内外掲示板、美術館・博物館の館内掲示板などとしており、拡販を目指す。
なお、同製品は12月8日(水)から10日(金)まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「中小企業 新ものづくり・新サービス展」で初披露。公共交通機関の時刻表や案内などの使用イメージを紹介する。ブース番号はA35。
クラウド配信システム「EPS」
http://www.crea2007.co.jp/products/eps
「中小企業 新ものづくり・新サービス展」
https://shin-monodukuri-shin-service.jp/
Copyright © 2025 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.