【2020年1月1日】令和はじめての新年を迎え、日本印刷産業連合会を代表して、ご挨拶を申し上げます。
今、社会や産業は新しいテクノロジーによって急速に変わりつつあります。特にデータ活用とデジタル技術の進化は著しく、デジタルトランスフォーメーションによって生活やビジネスに変革がもたらされています。
印刷産業においてもこの変化を巧みに捉えることで、既存のビジネスプロセスにとらわれない革新的なビジネスモデルも生まれてきております。企業の在り方自体を見直し進化することで印刷産業は社会から求められる役割をさらに担うことができると考えております。
このような社会の転換期に対応するため、日本印刷産業連合会では経営方針であるグランドデザインと国連の提唱するSDGsの考え方を基本とし、テーマを定め活動しております。今年も時代の変化を先取りし、さらに事業を推し進めてまいりたいと考えております。
重点テーマとして推進している地方創生については、全国の印刷会社がビジネスパートナーとして地域活性化に関わり地域社会に貢献できるよう、さらに事業を進めてまいります。新たなビジネスモデルを業界で共有し水平展開することにより、日本各地の印刷会社による新たな自社製品やソリューションの開発促進に寄与いたします。今後は印刷会社が地域の中小企業のデジタルトランスフォーメーションの活用をサポートしていくビジネスが重要になってくると考えています。
地球環境への配慮に関しては、印刷産業の環境自主基準であるグリーンプリンティング認定制度を核として印刷工場の環境対応を進めます。サプライチェーン全体で環境負荷低減を図るため、この認定制度の発足以来初めて大手印刷会社もこの制度に加わり、産業全体で活動を活発化させることと致しました。また、プラスチックごみ問題については経済産業省が主導するCLOMAに所属し印刷産業としての的確な対応を図ります。
さらには、女性経営者のネットワーク作りを通じた女性活躍推進、スマートファクトリーをはじめとする新たな製造技術の取り込み、昨今問題となっている個人情報の取り扱いなどの重要なテーマも掲げ、SDGs推進プロジェクトと常設委員会が連携して総合的な事業運営を進めてまいります。
7月には、いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピックが開幕します。この大会に関連するビジネスは勿論のこと、多くの外国人観光客を迎えインバウンド需要も日本各地で期待できるはずです。自治体、企業などあらゆるステークホルダーと連携し新たなビジネスを私たちの手で生み出す年にしたいものです。
日本印刷産業連合会は、本年も印刷産業が社会に必要とされる産業であり続けるために、関係省庁、会員10団体、賛助会員、関連業界団体の皆さまと共に事業を進めてまいります。変わらぬご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様のご発展とご健勝を祈念して、新年の挨拶とさせて頂きます。
※年頭所感は原文をそのまま掲載しております
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