サトー　「SATO Mobile management System」の提供を開始　ハンディターミナルやラベルプリンタなど一元管理可能に

【2025年4月14日】サトーは、ハンディターミナルやタブレット、ラベルプリンタなどの業務用端末の機器状態や運用状況をリモートで一元管理できる「SATO Mobile management System（サトーモバイルマネジメントシステム）」の提供を開始した。

DX（デジタルトランスフォーメーション）の進展により、バーコードやRFIDを読み取るハンディターミナルやタブレット、プリンタなどのモバイル端末は年々増加傾向にある。それに伴い、端末の管理やメンテナンスの手間が増大し、盗難・紛失や機密情報漏洩のリスクも高まっている。このような背景を受け、より効率的かつ安全な端末管理環境の整備が求められている。

実際に、サトーの顧客からは「端末管理を簡素化したい」「各拠点にある端末を本部で一元管理したい」といった要望が多く寄せられていた。MDM（Mobile Device Management）システムは、このニーズに応えたもの。

「SATO Mobile management System」は、ハンディターミナルやタブレットだけでなく、同社製のラベルプリンタの管理にも対応しており、従来のMDMではカバーしきれなかった領域も補完する。これにより、全国で500台、1,000台以上の端末を導入している企業でも、各拠点の機器状態をリモートで可視化・分析でき、運用の見直しや業務改善につなげられる。

主な機能としては、稼働台数やファイル配信の進捗を可視化できる「ダッシュボード機能」、端末の遠隔操作による不正利用防止、メーカーや機種を問わない「各種端末対応」などを備える。万一の盗難や紛失時には、遠隔でのロックや初期化にも対応しており、情報漏洩リスクの未然防止にもつながる。

対応機種は、PW208NX、PW208mNX、PW4NXなど、サトーの現行モバイルプリンター。導入には5〜10営業日程度を要する（台数により変動あり）。

製品ページ
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