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リンテック プラ削減の「グラシン紙ベースの剥離紙」を開発 透明基材のラベルでも使用可能 マシンでの自動貼付に対応


【2022年4月14日】リンテックは5月9日(月)、プラスチック使用量削減を目的にグラシン紙ベースの剥離紙を開発した。

新製品は、独自コーティング加工により、ポリエチレンラミネート加工をせずに剥離紙と同程度の平滑性を実現し、ラベルの透明性や意匠性を確保している。
今回、この新開発の剥離紙を使用したラベル素材2アイテムをラインアップする。

ラベルの裏側に台紙として貼り合わされている剥離紙は、ベースとなる紙にシリコーンの塗工により、粘着剤面からきれいに剥がせる。
このため、粘着剤の種類や用途に応じた適度な剥離力はもちろん、印刷・抜き加工に対応するための厚みや強度、手作業または機械貼りに応じた性能などが求められる。

透明基材のラベルの場合、グラシン紙に剥離剤を直接塗工した場合、紙の表面の凹凸が転写され、透明性や意匠性が損なわれることがあった。
これを防ぐため、紙の表面にポリエチレンをラミネートすることで高平滑性を付与している。


ラベルの透明性の比較(左)と剥離剤を直接塗工した剥離紙

今回の新製品では、脱プラ需要の高まりを受けて、ポリエチレンを使用せず高平滑性を実現している。
ラインアップされたのは、この剥離紙を使用した「透明タイプ」と「蒸着タイプ」のラベル素材 2 アイテム。
表面基材には、使用済みのペットボトルを原料にしてつくられた再生 PET フィルムを使用。再生 PET 樹脂使用でも、非再生PETフィルムベースと同程度の物性を実現している。

 


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