【2019年9月21日】「オーダーグッズビジネスショー2019(OGBS2019)」が9月20日、豊島区池袋のサンシャインシティ展示ホールDで開幕し、約90社が最新の製品を紹介している。
開催は今日21日午後5時まで。
主催はオーダーグッズビジネスショー実行委員会。
同イベントは1981年から開催されている展示会。当時は「印章フェア」という名称で始まり、2001年に現在の名称となり、印刷、看板、レーザー加工、写真グッズまで広くカバーした。
さらに2009年には「ウエアプリントフェア」を同時開催し、Tシャツプリントや刺繍ビジネスも展示範囲となった。そして2013年からは展示会名称を「オーダーグッズビジネスショー」に統一している。
プリント&プロモーションでは、デジタルプリント関連商品中心に、速報で注目のブースを紹介する。
システムグラフィは、各種プリンタを活用した転写システムを紹介している。
レーザープリンタでは「TexStylus Laser C811」を展示。黒の代わりに白トナーを搭載し、濃色Tシャツにも対応する。
「EasySubli」は、昇華転写用のラバーシートで、小型の昇華プリンタを使えば安価に転写でのオリジナルTシャツづくりが可能。
かさまーとはクリアファイルを展示。新製品では、イベントなどで販売・配布される縦長ポスターを挿入できる「縦長サイズ」や、それ自体がポスターとなっている「クリアポスター」などがある。
テクノプロモーションは、ドイツ製の速乾昇華転写紙「S-RACE」を紹介。また、エプソンの家庭用エコタンクプリンタを昇華転写仕様にできる米国製インク「BLITZ」もデモンストレーションしている。
ミマキエンジニアリングは、オーダーグッズ向けの各種プリンタを展示している。
昇華転写プリンタ「TS30-1300」は、4色インクセットで最大19.6m2/hのプリント速度。昇華転写プリントはもちろん、オリジナルグッズの制作に対応する。
「UJF-7151 plus」はUV硬化型のフラットベッドインクジェットプリンタ(IJP)でアクリル素材などへの出力で力を発揮する。
「CJV150-75」はプリント&カットタイプのソルベント系IJP。出力した後にそのままカットできる1台で2役が特長。
ブースでは、サンプルが多く陳列され、導入後の使用法をわかりやすく解説している。
レーザーコネクトは、Epilog ZingLasersのレーザー加工機を出品している。
「HELIX」は最大加工サイズが610×457㎜で、価格は260万円~。また、「Zing16」は最大加工サイズが406×305㎜で、価格は115万円~。
ブースでは加工した木材などを展示している。
エプソン販売は各種プリンタを出品。ガーメントプリンタ「SC-F2150」はTシャツなどへの直接プリントが可能。
昇華転写プリンタ「SC-F550」は、最大出力幅が604mmで、卓上サイズのコンパクトタイプ。
「SC-F9350」は最大出力幅が1615.6mmで、標準的なテキスタイルプリントに対応可能。
ローランドディー.ジー.とコムネットは、IJPと各種レーザー加工機を組み合わせてデモンストレーションした。
フラットベッドタイプのUV硬化型IJP「VersaUV LEF-300」で出力しものを、レーザー加工機「GCC laserPROS400」でカットし、アクリルグッズを作成している。
ユーロポートは各社のIJPを展示。
ローランドディー.ジー.の「VersaStudio BT-12」は卓上タイプ、「SC-F550」は昇華転写プリンタなどを実演した。
またミマキエンジニアリングの「UCJV300-75」ではクリアの吸着素材に出力している。
リコージャパンは、卓上型で出力と乾燥を1台で行えるガーメントプリンタ「RICOH Ri 100」を展示した。
同機は店頭にも置ける超小型で、ブースはショップをイメージし、出力物を陳列。説明員もショップ店員のコスプレで商品を紹介している。
グッドスミスは、Tシャツプリントのほかに、デジタルプリント関連のツールや、加工品を展示した。
「インクジェットガン」は引き金を引きながら動かすことで、文字やマークをTシャツなどにドッとプリントできる。
また「紙製の曲がるストロー」は250本という少量から作成可能。このほか、透明ディスプレイを使ったBOXも展示した。
ブラザー販売はガーメントプリンタ「GTX」や「テープクリエイターを展示している。
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