【2017年2月23日】メディアテクノロジージャパン(MTJN)は2月22日、江東区越中島のSCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ ホワイトカンバスMON-NAKAで「ショールーム設置記念 Scodix Ultra Pro + Foil 見学会」を開催された。 同見学会は今日23日も行われ、両日で150人が参加する。
「Scodix Ultra Pro」は、UVインクジェット方式のデジタルエンボスシステム。 製版などを必要とせず、厚盛のニスやエンボス加工ができるため、少量多品種が求められるデジタル印刷機の後加工で力を発揮する。
今回の見学会は、 MTJN のショールームホワイトカンバスMON-NAKAに、同機が設置されたことから、実機を見学するとともに Scodix社のLron Meron氏(リオール・マーロン、アジアパシフィックジャパンプレジデント)が来日し、セミナーを行った。
スコディックスは2007年に起業したイスラエルのベンチャー企業で、デジタル加飾の領域では世界のリーダーカンパニーだ。
米、中国、ドイツに拠点があり、110人の社員がおり、世界30社の代理店と提携。これまで生産した機械は、世界中に250台インストールされている
デジタル印刷は、モノクロからカラー化という変遷があり、今ではカラー印刷の品質は、オフセット印刷などに負けないものになってきた。
そして今、デジタル加飾という新たなステージに入り、カラーを超えていくという道をたどるだろう。
コマーシャルプリンティングで加飾に大きなチャンスが来ている。
調査会社のインフォトレンズは、この分野が2015~2020年で27%成長し、印刷のうち250億ページが加飾されると予測している。
こういった表現では、「Scodix Ultra Pro + Foil」しかできないものもあり強い力を発揮するだろう。
マーロン氏はこの後、オーストラリアの出版社「Griffinpress」や、香港のパーッケージ会社「HungHing」、オーストラリアのCimpress(旧VistaPrint)などの事例も紹介した。
見学会では「Scodix Ultra Pro + Foil」によるニスや箔のデモンストレーションが行われ、サンプルの配布も行われた。
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