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インフォトレンズのコンファレンス ワイドフォーマットプリントの現状と展望を解説 


【2015年7月15日】調査会社のインフォトレンズは「ワイドフォーマット & ファンクショナル・プリンティング コンファレンス」を7月14日、に東京都港区の東京コンファレンスセンター・品川で開催した。

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同コンファレンスでは、市場関係者や同社のアナリストが「ワイドフォーマットやパッケージング、インダストリアル分野はデジタルプリンティング市場の新たな成長の源泉となるか」をテーマに講演。今回は同社のアナリストに加え、ゲストスピーカーを招き、さまざまな側面からデジタルプリンティング市場を考察した。

「ワイドフォーマット市場の最新トレンド」では同社アナリストのスティーブ・アルマナ氏が市場の現状と展望を解説した。
これによるとワイドフォーマットプリンタの需要で急成長している分野は「テキスタイル」。また、プリンタに使用されている技術別の成長率では「水性インクジェット」がダウンしているが、「シングルパスの水性インクジェット」は大幅に増加している。
また、「ラテックス インクジェット」「UVインクジェット」「ダイ‐サブ」が堅調に伸びている。一方で「エコソルベント」はマイナス成長だった。

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「FESPA プリントサービスプロバイダー調査 2015」では、同じくアナリストのロン・ギルボア氏がアンケート結果の分析を披露した。このアンケートは世界各国のプリントサービスプロバイダーに質問をして回答を得たもの。回答者数は1,254人。
ギルボア氏もアンケート結果から「テキスタイルが伸びるのは明らか」とし、このほか、家具や床材、インダストリアル市場で需要が大きい説明した。

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ゲストスピーカーではBloom&Co.の彌野泰弘CEOが「デジタル化が進むコンシューマーマーケティングにおける紙媒体の位置づけと役割 ~リアルとデジタルのコラボレーション~」のタイトルで、紙媒体とデジタルの強みと弱みを比較した。
紙の強みとしては「プッシュメディアであること」「紙はリアルである(特に50代以上はリアルが好き)」「気持ちが伝わる(手触りや厚み、風合いを感じる)」などがあるとした。

彌野CEOは、まとめとして紙媒体を生かした戦略を示し「感情に訴えかけるメディアにする」「デジタルにできて紙にできない弱みの部分を埋める」「紙にしかできないことを新たにやっていく」と結論付けた。

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