【2015年11月14日】世界最大のテキスタイル製造に関する展示会「ITMA2015」が11月12日、イタリアミラノの「Fiera Milano Rho(フィエラミラノロー)」で開幕した。主催はMP Expositions Pte Ltd。出展者は1,300社以上で、期間中、約10万人が会場を訪れる。開催は19日(木)まで。
同展示会は4年に1度行われるテキスタイルの祭典で、同展示会場20万㎡という広大な敷地を使って、糸や生地から、紡績、染色、縫製、加工まで、さまざまな機械や技術、システム、サービスなどが展示される。
近年はデジタルプリントによるオンデマンド生産が盛んにおこなわれており、デジタルプリンティング関連の資機材メーカーが多く出展している。
デジタルプリンタの傾向としては、昇華転写で転写紙を使用するタイプのプリンタが一般的だったが、生地へのダイレクトプリントを行うプリンタが増えてきており、さらにはワンパスで大量プリントする大型プリンタの出展もあった。また、新興国のメーカーの出展も増加しており、ハイエンドからエントリークラスまで棲み分けが進んでいる。
デジタルプリンティング関連の主な出展者は、次の通り。
A-TEX ULTRAJET(マレーシア)、COLDENHOVE PAPIER(オランダ)、DGI(韓国)、DURST(ドイツ)、FUJIFILM(日本)、EPSON(日本)、For.Tex(イタリア)、KONICA MINOLTA(日本)、MIMAKI(日本)、MIYAKOSHI (日本)、MONTI ANTONIO(イタリア)、MS(イタリア)、RISO KAGAKU(日本)ROBUSTELLI(イタリア)、ROLAND DG(日本)など。
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