【2025年8月7日】サトー(東京都港区)は、ラベルやタグなどのサプライ商品の生産能力強化を目的に、タイの販売・製造子会社SATO AUTO-ID (THAILAND) CO., LTD(STC)において新工場を設立し、7月29日から稼働を開始した。
新工場は、サムットプラカーン県に約4,500平方メートルの建築面積で建設され、年間7,000,000平方メートル分の生産能力を備える。堅調な現地製造業の需要に加え、今後の経済成長が見込まれる周辺国市場への対応も見据えた供給拠点として活用する。
サプライ商品は製造・流通の現場における製品識別や工程管理、物流、食品表示などを支える重要なインフラであり、その安定供給は顧客の業務中断リスクの低減や品質の維持を目指したもの。
今回の工場設立により、STCでのサプライ商品売上高は2030年度までに約50%の増加を見込んでおり、同国および周辺地域におけるマニュファクチャリング市場への供給体制が一層強化される。
今後もサトーグループでは、顧客のニーズに応じた柔軟かつ確実な供給体制を通じ、サプライチェーン全体の信頼性向上と事業の継続的成長を目指すとしている。
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