【2015年9月28日】日本オイルサービスは、エンジンオイルで初めてのパウチ容器を採用し、9月下旬から先刻のDCMホールディングスが運営する全国のホームセンターで販売する。
新容器を採用したのは「Maxfactoryエンジンオイル 1ℓパウチ」。主にホームセンターやカー用品店などで販売しているリーズナブルな価格のブランドで、主種や使用目的などにより、幅広いラインアップがある。
新容器は凸版印刷が開発した液体製品用スタンディングパウチ「エアホールドパウチ」で、サイドに空気を注入しており、自立性を高め、見た目の良さに加え、持ちやすさや注ぎやすさといった機能面の向上も図られている。また、使用後は小さく折りたたんで廃棄できるなど、ユーザーの利便性と環境性を追求している。
これらの特性はそのままに素材のバリア性を高め、オイルの影響による包装材が劣化を防止しており、エンジンオイル業界で初めて、パウチ容器での新製品の発売を実現した。
同パウチはこれまで酒類製品や理美容製品、除草剤などの容器として多数採用されている。
これまでエンジンオイルの容器は、バリア性や遮光性に優れた缶が主流だったが、注ぎづらいことからプラスチック容器に移し替えて注入することが一般的だった。また、容量は4リットルが主流だが、余った場合は廃棄されていた。
これをパウチ容器に切り替えることで、そのまま注入でき、1リットルにすることで無駄なく使用できるようになった。また、缶容器に比べて約85%の減量化も実現している。
オイルのラインアップは「MaxFactory ガソリンエンジンオイル 1ℓパウチ」「MaxFactory 4サイクルバイクオイル1ℓパウチ」「MaxFactory 2 サイクルエンジンオイル1ℓパウチ」の3種類。いずれもオープン価格。
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