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手荷物手続き待ち時間を短縮!新型タグをトッパン・フォームズが開発  全日本空輸で採用 

【2016年7月8日】トッパン・フォームズは、独自の新機能を持つ、航空会社向け自動手荷物預け機対応の手荷物タグを開発。2月から羽田空港で全日本空輸の自動手荷物預け機で活用されていることを発表した。

トッパン・フォームズ タグ 航空1

通常の手荷物タグは、のりを裏面全面に塗布してあるが、このタグでは両端部分だけにのりを塗布。その部分のみが貼り付くため、のり非塗布部分がリング状になって手荷物の取っ手とタグの間に空間ができることから、手荷物の上方にタグがはみ出る「立ち上がり」現象を防止する。

これにより、自動手荷物預け機内部の荷物サイズを計測するセンサーの誤感知をなくし、スムーズな運用を可能した。搭乗者の手荷物手続きの待ち時間は、従来繁忙期には10~20分程度だったものが、5分程度まで短縮され、顧客サービスの向上に寄与している。
トッパン・フォームズ タグ 航空

タグは裏面に塗布したのり同士が接着する自着タイプで、のりを着色しており、取り付け面を分かりやすくしておいる。また、剥離紙を使用していないため、無駄なごみが発生せず、環境負荷を低減している。また、搭乗者様がごみを処理する必要がなくなるため、サービスの向上にもつながっている。

トッパン・フォームズでは、独自の製造ノウハウを活かしたこの手荷物タグを拡販し、2020年までに累計5億円の売上を目指すとともに、今後もユーザーに合わせた製品の開発を行うとしている。

 

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