【2025年4月30日】モリサワは5月12日(月)、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」のWebフォントで、プロジェクト管理機能の強化と新料金プラン「Webフォント Lite」の提供を開始する。
従来のWebフォントプランでは、大規模なWebサイトや複数のプロジェクトを統括するユーザー向けに「プロジェクトアクセス制御」機能が追加される。役割ごとに権限を設定し、情報管理とセキュリティの向上を図ることで、プロジェクト運用の円滑化を支援する。さらに、プロジェクト作成数の上限が撤廃され、利用の柔軟性が拡大される。
同時に、新たに提供される「Webフォント Lite」は、初期導入コストを抑えたプランとして位置づけられており、25万PVで月額2,750円(税抜)から利用可能。PV数やプロジェクト数などに制限を設けることで、費用を抑えつつ基本機能を活用できる構成となっている。Liteプランでも、上位プランと同様の配信速度と方式が提供され、追加PVの購入にも対応する。
両プランに共通するアップデートとして、これまでの年契約に加え月契約にも対応。さらに、ヒラギノフォントや写研フォント、秀英体ファミリーなどの書体が新たに選択可能書体に加わり、既存の「みちくさ」「澄月」では縦組みにおける連綿体設定が利用可能になる。これにより、Webにおける日本語組版のカスタマイズ性が高まり、文字の表示品質と表現力が向上する。
「Morisawa Fonts」は、クラウド型のフォントサブスクリプションサービスとして、グラフィック、Web、UI/UX、映像制作など多様な制作環境での活用を支援している。2024年にはシンガポールでの展開も開始しており、今後もグローバルなクリエイティブワークへの対応を進める。
サービスの詳細・申し込みは以下から
https://support.morisawafonts.com/hc/ja/requests/new
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