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これはすごい!? 古文書のくずし字をテキストに変換!?「ふみのは」提供開始 データ化だけでなく多言語対応も! 凸版印刷

【2017年4月26日】古文書などを見ても、われわれフツーの人は古語がどうこう言う前に、まず文字が解読できず何が書いてあるかわからないだろう。
あの難解な「くずし字」を読み取り、テキストデータ化、それも多言語化までするサービスを凸版印刷が始める。

史料変換ビューア「ふみのは」は、江戸期以前のくずし字で記されている古典籍の文字を判別し、テキストデータに変換する光学文字認識(OCR)技術。凸版印刷が大学や研究機関と共同で実証実験を行ってきたが、5月からサービスの提供を開始する。

凸版印刷 くずし字ビューア ふみのは

「ふみのは」は、一般的なWebブラウザ上で利用できるため、専用アプリなどのインストールの必要がなく、ビューア用のデータ制作後、迅速な公開に対応する。
原本画像の上に、翻刻や多言語翻訳文を重ねて表示可能。その上、従来の方法とは異なり、翻刻文をテキストとして扱えるため、全文検索やインターネット上の横断検索などにも対応する。

凸版印刷 くずし字ビューア ふみのは

同ビューアの開発により、くずし字で書かれた歴史的資料がテキストデータとして容易に扱えるようになり、全国各地に眠る貴重な歴史的資料の利活用推進が可能になった。
また、多言語化により、日本人に限らずだれでも貴重な資料を読める環境が整ったことから、外国人への日本文化の発信に役立てられる。

凸版印刷 くずし字ビューア ふみのは

凸版印刷で進めている訪日外国人の旅の質と利便性向上を目指す「旅道(たびどう)」プロジェクトとも連携し、地方創生に向けた観光地域づくりやインバウンドビジネスなどへの活用にも取り組んでいくという。
料金は原本画像およびテキストから、ビューア用のデータ生成が1ページ2,000円~。

凸版印刷は今後、資料の撮影やOCRなど高精度全文テキスト化サービス事業を推進、2019年度に約10億円の売上を目指す。

このビューアによって、今まで歴史に縁のなかった人も、研究に参加し、歴史ブームがさらに盛り上がることを期待したい。

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