【2023年5月26日】凸版印刷はこのほど、「未来のチラシ」に、生活者が「性別」「年代」「好みのカテゴリー」を選択し、個人に合わせた特売商品がレコメンドされる機能「パーソナルDBチラシ」を追加した。
同社では2021年3月から、商品をテーマごとにレコメンドできるデジタルチラシ製作サービス「未来のチラシ」を提供してきた。
また同サービスでは、生活者の口コミ情報に基づいて商品群をレコメンドする「ハッシュタグチラシ」や、動画で訴求力を高める「動画チラシ」機能も提供していた。
従来、デジタルチラシや紙チラシでは、特売やEDLP(Everyday Low Price: 商品を一定の期間同じ低価格で販売する価格戦略)施策を始めとする「価格」のアピールに主眼が置かれてきた。このため、その商品の推奨理由の訴求が少なく、他社との差別化ポイントを伝えることが難しかった。
凸版印刷の「未来のチラシ」は、店舗毎に構築された商品情報データベース上の各商品にさまざまなキーワードをタグ付けすることで、価格以外の商品の魅力を伝えられる。
今回、「未来のチラシ」にさらに個人の嗜好や属性に合わせて商品を検索できる機能「パーソナルDBチラシ」機能を追加。これにより、生活者が自分に最適化された特売情報を入手できる。
商品だけでなく、関連したトピックスや商品などをあわせてレコメンドすることによって、単なる商品単体の「モノ訴求」だけではなく、その商品に関連した「コト訴求」を実現するという。
料金は、パーソナルDBチラシ利用料が50,000円~、未来のチラシ利用料が初期費用300,000円・月額利用料200,000円~(利用には「未来のチラシ」の利用契約が必要)。
今後、凸版印刷は、「未来のチラシ」「パーソナルDBチラシ」機能を、GMSや食品スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどを中心に提供を進め、2025年までに関連で累計10億円の売り上げを目指す。
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