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阪急阪神百貨店とエプソン販売 プロジェクター&プリンタを活用した実証実験の成果を発表 6月の大規模イベントに活用


【2022年3月2日】阪急阪神百貨店とエプソン販売は2021 年 11 月から 今年1月まで計 4 回、プロジェクターやプリンタを活用し廃棄物を削減した売り場づくりの実証実験を行った。

この実証実験は、魅力的な売場を維持しながら店舗装飾の廃棄物量を削減する手法のひとつとして実施されたもの。
実施したイベントでは、映像装飾を活用。従来の使い捨て装飾と比較し、約14%の廃棄物(重量)を削減した。

 

実証実験では、従来使用していた石油由来の「スチレンボード」のパネルと塩化ビニルの出力紙の組み合わせを、固形燃料としてリサイクル可能な「段ボールボード」のパネルと「合成紙」のへ変更。各イベント終了のたびに廃棄してきた運用から、出力紙をパネルに重ね貼りすることで、パネルを全イベントで継続的に活用し、イベント終了後は固形燃料として再利用した。
また、店舗演出に液晶プロジェクターを導入し、よりインパクト・魅力のある売場づくりを実現。プロジェクターの設置台は、段ボールベースで製作した什器を使用し、異なるイベント開催時にはデザイン変更した出力紙を張り替えるだけで、繰り返し使用可能となった。


段ボールベースの設置台

背景には、阪急うめだ本店が 2012 年の建て替えを機に、ストアコンセプトを「劇場型百貨店」と位置づけ、モノを販売するだけでなくコト(文化的価値情報)を提供する新たな顧客体験の創出に力を入れてきたことがある。
また、近年は 2019 年からスタートした「Good For The Future」キャンペーンをはじめ、サステナビリティへの取り組みに注力。その一環として同店の魅力のひとつである各階イベントスペースで排出される店舗装飾の廃棄物量削減に関してもリサイクル素材への切替えや間伐材の活用などの取組みを強化してきた。

一方のエプソンは、環境への配慮と店舗の魅力的な装飾の両立をめざしたプロジェクト「Sustainable Decoration Project(サステナブルデコレーションプロジェクト)」を行っている。これは「お客様のもとでの環境負荷低減」につながる環境活動の推進を行うという内容で、自社商品が生み出す印刷物や映像などの成果物で、顧客の環境負荷を低減する。

両社は今後、実証実験で得たデータや知見をもとに、6 月に同店で実施する大規模イベントで、新たな店舗装飾を行う予定。

阪急阪神百貨店
https://www.hankyu-hanshin-dept.co.jp/

エプソン販売
https://www.epson.jp/

 


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