【2022年6月21日】キンコーズ・ジャパンはこのほど、「CADデータ化サービス」を開始した。
同社は企業内に蓄積された大量の「紙文書」を「電子化」し旧来の紙を中心とした業務フローの見直しを支援する「文書電子化サービス」を展開している。
今回、提供を開始する「CADデータ化サービス」はオフィスに眠っている紙の図面や過去にPDF化したが活用できていない図面画像をCADデータに変換するサービス。
建築図面しか残っていない20年以上前の古い建物は、改装工事などの際に必要なCADデータへの書き起こしに時間と工数がかかる。
同社はこれに対し、ドキュメントを中心として展開してきた「文書電子化サービス」で蓄積した知見を活かし、紙図面からのCADデータ化を行う。
さらに、このCADデータをクラウドストレージに安全・便利に一元管理できるワンストップソリューションを実現した。
サービスでは、顧客が扱うCADソフトに適応したさまざまなフォーマットの変換に対応。また、互換性が高いことから国が推奨しているSXF形式での納品も可能という。
対応フォーマットは「DCZ/SXF/DXF/DWG/JWW」。料金は、スキャニング費用+管理費(スキャン費用の20%)で、A1サイズの図面1枚8,800円~。
紙の図面のCADデータ化は、国土交通省が推進する電子入札や電子納品、情報共有などと、自治体のデータ化推進の拡大によりニーズが高まっている。
同社では、これらが必要な建設会社や店舗を持つ企業などを支援するとしている。
Webサイト
https://www.kinkos.co.jp/biz/solutions/document-management/scan-service/cad-data/
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