【2018年6月27日】凸版印刷は6月から、壁一面に超高精細映像を表示して、現実の世界にいるかのように感じられる感動体験型空間ソリューション「エクスペリエンスウォール」を発売する。
「エクスペリエンスウォール」は、凸版印刷が持つハード開発、映像コンテンツ制作、空間デザインなどのノウハウを結集した新しい空間ソリューション。
同ソリューションは、広島県のタテイシ広美社と共同で開発したディスプレーに、撮影から編集まで独自に制作した8Kの高精細映像を表示する。
ディスプレーは世界最高水準の高精細1.5mmピッチのLED(発光ダイオード)で、480mm×270mmのLEDパネルを単位に、パネルを縦横に並べて組み合わせて自由にサイズを設計できる。
パネルの長辺か短辺の一辺が接して連結していれば全体の形状も自由で、階段状や壁面の360度外周、内部にパネルがない空白部分なども設計できる。高精細LEDの最大の特長である高輝度でハイコントラスト(明暗の差)な超高精細映像コンテンツに適している。
駅や空港など交通施設のメインゲートや、商業施設、テーマパーク等での動画、静止画、CG映像の表示や、プロジェクションマッピングの様なエンターテインメントとしての演出も可能。さらに、フレームのない大画面に実物大の映像を表示することで、自動車や住宅設備などのバーチャルショールームにも利用できる。
導入価格は600万円/㎡~(音響設備、コンテンツ制作費別途)、施工期間は約5カ月(製造期間含む)。
凸版印刷では、本製品を拡販、2020年度に関連受注含め約80億円の売上を目指す。
すでに、6月7日、凸版印刷が新設した地方創生・観光立国の共創拠点「NIPPON GALLERY TABIDO MARUNOUCHI」(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F/2F)に、エクスペリエンスウォールを設置している。
タテイシ広美社
http://www.t-kobisha.co.jp/
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