【2018年5月14日】凸版印刷は6月1日から、有償音声翻訳サービス「VoiceBiz(ボイスビズ)」の提供を開始する。
「VoiceBiz(ボイスビズ)」は、急増する訪日外国人や外国人就労者などとの、多言語コミュニケーションを支援する音声翻訳サービス。
スマートフォンやタブレット用の専用アプリに音声やテキストを入力すると、30カ国語の中から選択した言語に自動で翻訳し、音声やテキストを出力できる。
翻訳エンジン(日本語と英語の間)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発を進めている、深層学習を用いたニューラル翻訳(NMT)技術を採用。従来の統計翻訳(SMT)技術に比べ、翻訳精度を大幅に向上させた。
「VoiceBiz」は音声翻訳は11カ国語、テキスト翻訳は30カ国語に対応。
アプリの使用は、IDとパスワードによる認証と台数管理機能により、少人数からサービスを提供する。
認証後は、翻訳する言語を選択し、スマートフォンやタブレットに向かって話しかけるだけで、選択した言語で簡便に翻訳。観光名所や商品名、施設名などの固有名詞、利用頻度の高い定型文は、翻訳サーバーに登録できる。
窓口での接客など、タブレットでも使用しやすい横向きのランドスケープモードや、翻訳された文字を大中小の3段階で表示する機能などで、ユーザビリティを高めている。
利用料金は初期費100,000円 、1カ月5,000円/台。
今後、凸版印刷は、地方自治体や観光施設、ホテルや旅館、公共交通機関などさまざまな業界や市場のニーズに対応し、2018年度に2億円の売上を目指す。
なお、「VoiceBiz(ボイスビズ)」は、2018年5月16日(水)から18日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「自治体総合フェア2018」の凸版印刷ブースで展示される。
VoiceBiz
http://www.madoguchi-honyaku.jp/
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