【2020年3月30日】凸版印刷は3月1日、音声翻訳サービス「VoiceBiz(ボイスビズ)」を、都内の「松屋」の20店舗に納入した。
同サービスは急増する訪日外国人や外国人就労者などとの多言語コミュニケーションを支援するアプリ。
松屋フーズでも、外国人従業員とのコミュニケーション施策や、増加している外国人客へのサービス品質向上の取り組みを推進しており、その一環として2019年10月から「VoiceBiz」のトライアルを実施していた。
「VoiceBiz」はスマートフォンやタブレット端末にインストールするだけで使用できるアプリ型のサービス。翻訳性能の高さや、操作方法の分かりやすさも評価され、今回採用された。
アプリは、音声11言語、テキスト30言語の翻訳が可能で、深層学習を用いたニューラル機械翻訳(NMT)技術を採用。翻訳結果をSNS/メール等にマルチ展開できる「コピー機能」や、フレーズを登録できる「お気に入り機能」なども搭載している。
使用料は、初期費用が100,000円、1カ月5,000円/台。
今後、凸版印刷は、おもてなし事業者や外国人就労者や技能実習生の増加が見込まれる介護・農業等の分野へのサービス導入、サービスの多角化を進め、2020年度に10億円の売上を目指す。
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