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サイン&ディスプレイショウ2015リポート③大判IJP  ルキオは業界初の両面同時出力 SIIはフラットとロール両搬送に対応


【2015年8月28日】毎回展示の中心となるインクジェットプリンタ(IJP)は今回も各社が数多くの機種を展示した。リポート③では比較的大型のIJPを展示した2社に焦点を絞って紹介する

ルキオ(☎03-5758-0687)は、業界初の両面同時出力の超大型UV硬化型IJP「SKYJET mima3200」を実演した。
同機は中国企業と共同開発したもので「リア&フロント ダブルキャリッジシステム」を搭載し、メディアへの両面印刷を可能にしている。
近年はメッシュ状メディアへの両面プリントが一般的になっているが、従来機では表裏をそれぞれプリントしているため微妙なずれが生じ、ビジュアルが美しく仕上がらないといった課題があった。同機では両面同時出力によりこのずれを1mm以下とし、課題を解消。さらに工程が半分になるため作業時間も大幅に短縮される。
メディア幅は3.2m、UV硬化型の6色インク搭載で、比較的素材を選ばずプリントできる。両面印刷時の最大速度は毎時75㎡。

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すでに1号機を納品しており、ビルボードやロールスクリーンの出力で活用されているという。
担当者は「これまでにない方式により1パスで両面出力をこなす。たくさんのお客さまに見ていただき、使用法や用途を一緒に考えていきたい」と話す。


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(SII、☎043-211-1370)は10月1日にOKIデータに譲渡されることが決定しており、同社名では最後の出展となる。

国内初展示となったのはフラットベッドとロールの両方に対応したUV硬化型IJP「JTERIX KX5‐R」。両搬送方式への対応により、より簡便に幅広い素材への対応が可能になった。インクは発色性と密着性、柔軟性に優れた「IUMSインク」2種類を用意しており、素材に合わせての使い分けが可能という。
フラットベッド時の作業幅は2,440×1,220mm、ロール時は最大2,190mm。最大出力速度は毎時30㎡。

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このほか、ロールタイプの溶剤系大判IJP「ColorPainter M-64s」を展示し、最大出力速度毎時66.5㎡のスピードをPRした。

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