【2026年2月27日】日本包装機械工業会は、東京工科大学と連携し、デザインの視点から包装業界の魅力や社会的役割を発信する産学共同研究を2025年から推進している。
研究期間は2025年8月から2028年3月までの約3年間で、2027年開催予定の日本包装産業展「JAPAN PACK 2027」での成果発信を目指す。

同共同研究は「デザインアプローチによる包装業界の魅力の抽出と発信」をテーマに掲げ、若い世代の感性を生かしながら、一般生活者に十分伝わってこなかった業界の価値を可視化する取り組み。
2025年9月および11月には第1回プロジェクトを実施。東京工科大学デザイン学部2年生約120人が参加し、工業会関係者による特別講義を通じて包装業界の概要や技術の進化、環境配慮や社会課題との関わりについて学んだ。
実際の包装サンプルを用いた解説や技術体験も行い、日常生活を支える包装の役割への理解を深めた。
学習成果として、学生はインフォグラフィックス(画像)とインフォモーション(動画)を制作。「もし包装がなかったら」「包装が支える暮らし」「環境に配慮した包装」などのテーマを生活者の視点で表現した。
2025年11月と今年1月に実施した発表会では、大学教員や工業会関係者が講評し、優秀作品賞、グループ賞、オーディエンス賞を選定した。受賞作品は2029年3月31日まで公開する。
さらに、3年生有志5~10人による体験型・発信型プロジェクトも展開している。学生はJAPAN PACK 2025の見学や会員企業の工場見学を通じて業界を体感。
主要包装機械メーカー社員との座談会を踏まえてコンセプトを策定し、実写やアニメーションによるショート動画を制作している。若年層に向け、SNSでの発信を予定しており、3月下旬の公開を目指し準備を進めている。
今後は、2年生と3年生の成果を連動させ、制作コンテンツの充実と発信力強化を図る。工業会が出展する包装関連展示会で学生の成果物を展示・公開し、包装業界の社会的意義や将来性を広く伝えるとともに、次世代人材の育成と業界への関心喚起につなげる考えである。
日本包装機械工業会
https://www.jpmma.or.jp/
東京工科大学
https://www.teu.ac.jp/
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